【ONE】“秒殺男”カピタンが怒涛の連打で王者をTKO葬、早くも”生ける伝説”ノンオーと統一戦の声
ONE Championship
『ONE: UNBREAKABLE』
2021年1月22日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼メインイベント(第6試合) ONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチ 5分5R
●アラヴァディ・ラマザノフ (ロシア/王者)
KO 2R1分56秒
○カピタン・ペッティンディーアカデミー (タイ/2位/挑戦者)
※カピタンが新王者に
ラマザノフは18年10月、ONEデビューするといきなりルンピニー二階級制覇のペットモラコットと対戦。判定で勝利をもぎとった。2戦目でも57秒KO勝利。19年12月、ONEバンタム級キックボクシングの初代世界王座決定戦として、ジャン・チェンロンと争い判定勝利。見事初代王座に輝いた。今回が初防衛戦となる。
対するカピタンは、ペットモラコットやペッダムと同門のムエタイ戦士。ルンピニースタジアムおよびWPMFの王座を手にしたムエタイの超強豪の一角だ。昨年9月のONEデビュー戦では、武林風やEnfusionタイトル経験を持つペッタノンに、驚きの”6秒KO勝利”を挙げて注目された。
身長180cmの王者ラマザノフに169cmのカピタンだったが、1Rの序盤から圧力をかけどんどん前に出るカピタン、左右のロー、左ミドル、右ストレートと積極的に攻める。下がるラマザノフにケージ際でカピタンの右ストレートがクリーンヒット!その後、カピタンはラマザノフの右をもらうも、圧力をかけ続け試合の主導権を握る。
2R、1R同様に強いプレッシャーのカピタン。対する王者のラマザノフは押され気味。カピタンが怒涛の攻撃から、最後は右ロー、右ボディ、そして最後は右ストレートがクリーンヒット、ラマザノフがしゃがみ込むように後方に崩れ落ちた。最後の右ではなく、強烈なカピタンの攻撃で至る所が効いていた印象のラマザノフ、心が折れたようなダウンでもあり、立てないラマザノフはKOのゴングを聞き、悔しそうに手でマットを叩いた。カピタンは新王座に就いた。
この圧倒的強さに、テレビ解説では「止める人が見当たらない、ノンオーの一戦が見てみたい」というと他の解説陣も揃って同意した。ムエタイ最高峰のルンピニーとラジャダムナンを制し、現在はONEムエタイ世界バンタム級を4度防衛中の”生ける伝説”ノンオー・ガイヤーンハーダオ (タイ)との対戦はあるのか。キックとムエタイの王座統一戦が早くも期待されている。
▶︎次ページ(動画あり)は、カピタンがラマザノフをKOした瞬間!
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