【ONE】竹中大地がブラジル王者にチョーク一本勝ち!フライ級転向初陣を制す
ONE Championship
『ONE: UNBREAKABLE II』
2021年1月29日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼フライ級MMA 5分3R
○竹中 大地(日本)
一本 3R2分55秒 ※リアネイキッドチョーク
●イヴァニルド・デルフィノ(ブラジル)
第5代修斗環太平洋バンタム級王者・竹中大地(30=日本)は、2016年3月に第5代環太平洋バンタム級王座を獲得し、10勝(2KO/4S)無敗という高いフィニッシュ率を引っ提げて2018年2月にデビューし勝利を重ねONEバンタム級の5位にランクインした。
しかし同年11月に、勝てば王者ビビアーノ・フェルナンデスへの挑戦権も見えるという一戦で、ロシアの強豪ユサップ・サーデュラエフにカーフキックを効かすも2−1の惜敗。今回は1年2ヶ月ぶりに、フライ級へ階級を下げての初戦となる。
対するイヴァニルド・デルフィノ(30=ブラジル)は15年にMMAでプロデビュー。7連勝後、ブラジル最大級の団体『Jungle Fight』のタイトル戦に出場、一本勝ちしフライ級チャンピオンとなった。この勝利でONEチャンピオンシップへの足がかりを作り、昨年1月無敗のままONEに初参戦したが、和田竜光に判定負けを喫した。今回は再起戦となる。
1R、竹中が、ボディロックからテイクダウンに成功。竹中がハーフから削りながらパスしサイドポジションなどを試みるが、再びスタンドの展開から竹中がテイクダウンに成功。ハーフからコツコツと削る。
2R、竹中の左ミドルに右のカウンター合わせたデルフィノ。動きが一瞬止まった竹中だったが、デルフィノの足を掴みリフトアップ。しかし、デルフィノに逆に首に腕を回されフロントチョークを狙われる。テイクダウンを取り、首を抜いた竹中はバックを取り四の字ロック。すかさず、リアネイキッドチョークを仕掛けるが失敗。今度はパームトゥーパームで極めにかかるが、ここも失敗。再度のリアネイキッドチョークに苦悶の表情のデルフィノだが、タップせず。ここでラウンド終了。
3R、デルフィの右ミドルを掴み、スタンドの状態からバックを取る竹中。デルフィノの背中に飛び乗り四の字ロック。ここでパームトゥーパームで絞めるが、極まらず。竹中はグラウンドに引き込み、2度のチョークをトライし、ここでデルフィノがようやくタップアウトした。
竹中は勝利インタビューで「2Rで一本を取るチャンスはあったんですが、極めきれず、3Rで極めたので良かったです。今回は一本で勝てたので、もっと強い選手と試合をして上に上がっていきたい」と、将来のタイトル挑戦へ意欲をみせた。
▶︎次ページ(動画あり)は、竹中がデルフィノをリアネイキッドチョークを極めた瞬間
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