【ONE】何かが飛んだ82秒衝撃KO、スター選手ら「これは爆弾だ」「サイも眠らせるパンチ」
ONE Championship
『ONE: UNBREAKABLE II』
2021年1月29日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼ライトヘビー級 キックボクシング
●ミハイロ・ケイコビッチ(セルビア)
KO 1R1分22秒 ※右フック
○ベイブラット・イスアエフ(ロシア)
WMC(世界ムエタイ評議会)世界王者のベイブラット・イスアエフ(ロシア)が、セルビアキックボクシング王者ミハイロ・ケイコビッチをわずか82秒右フックで倒し、ONE参戦2戦目にして初勝利、戦績を20勝5敗に伸ばした。
優勢と見られていたケイコビッチだったが、この秒殺KO劇を海外メディアもこぞって報じた。
試合は身長198cmのケイコビッチが序盤から圧力をかけ攻める。8cm低いイスアエフに右ストレートがヒットするが、イスアエフは構わず反撃、両者ノーガードで打ち合うもイスアエフはケイコビッチの圧力に後ろに下がり始める。追いながらパンチを放つケイコビッチにイスアエフがカウンターの右フック一閃、ケイコビッチは突然糸を切られた人形のようにマットに崩れ落ち、口からは歯のような白いものが飛んで行った。
中継したABEMAの解説では「首がグニャリと曲がった」「マウスピースが飛んだ」と実況した。
この壮絶なフィニッシュは、ONEのキック&ムエタイ部門ではライトヘビー級キックボクシング史上最速とONEのオフィシャルニュースでは報道、海外ニュースではONEのスター選手たちのコメントも掲載された。
「これは爆弾だ」と、元ONEバンタム級キックボクシング世界王者アラバーディ ・ラマザノフは語った。そしてムエタイの世界王者に8度なったリアム・ ハリソンは「動物のサイを眠らせるほどのパンチだ」と語っている。
この衝撃KO勝利は早くもONEの年間ノックアウト勝利候補となるだろう。イスアエフの次戦にも期待される。
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