【RISE】竹内将生がムエタイテクニックで無敗の空手家・門口に勝利、王者・工藤への挑戦権を勝ち取る
RISEクリエーション
『RISE 145』
2021年1月30日(土)東京・後楽園ホール
▼第5試合フェザー級(-57.5kg)次期王者挑戦者決定戦3分3R無制限延長R
●門口佳佑(EX ARES/同級1位)
判定0-3 ※29-30、28-30×2
○竹内将生(エイワスポーツジム/同級3位、Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者)
工藤政英の持つフェザー王座の次期王座挑戦者決定戦。
門口は新極真会で幼少時より鍛えてきた空手家で、2年前にAbema TVで企画された那須川天心との対決で名を上げた。空手時代に得意としたアグレッシブなパンチとヒザ蹴りのスタイルでプロ連勝し、9戦無敗の戦績を誇る。
対する竹内はWPMF日本バンタム級、J-NETWORKバンタム級、MA日本スーパーバンタム級、Bigbangフェザー級と階級を上げながらタイトルをさらってきた四冠王。ムエタイ名門のエイワスポーツジムで磨かれた冷静な試合運びを得意とする。
1R、サウスポーに構える門口が、左インローで竹内の前脚を狙う。竹内はムエタイ戦士らしく、重そうな右ミドルを放つ。門口は時折オーソドックスにスイッチし、今度は右アウトローで竹内の前足を外から攻撃。
2R、竹内のミドルにバックスピンキックを合わせる門口。頻繁にスイッチする門口に、竹内は若干やりづらそうだが、距離を詰め組んではヒザを繰り出す。スイッチ多用するものの手数の出ない門口だが、カウンター狙いか。
ラスト1分でパンチを繰り出してゆく門口だが、竹内も前蹴りで突き放してからのパンチコンビネーションで迎える。終盤に竹内の左フックがクリーンヒットし、門口の動きが一瞬止まる。
3R、開始後から門口はパンチからミドルと得意の連撃。しかし竹内は押したり組んだりのムエタイテクニックでさばく。中盤に門口の右フックがクリーンヒット。しかしひるまない竹内は、門口のガード上からもヒザ、フックを繰り出し印象が良い。
ラスト1分、一発狙いで大振りフックの門口に、竹内は組んではヒザで繰り返し迎撃する。一発を賭けたか、門口が胴回し回転蹴りを出すも不発。
判定はフルマークで竹内が勝利。スイッチ多用や一撃を狙った空手戦法の門口に、歴戦の竹内がムエタイテクニックで競り勝った。
竹内はマイクで「もっと勝てるように練習し、工藤選手へのタイトルマッチへ繋げていきたい」と意気込んだ。
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