【RISE】山田洸誓が実方拓海を退けV1、唯一黒星付けられた北野克樹に再戦要求
RISEクリエーション
『RISE 145』
2021年1月30日(土)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル(第7試合)RISEスーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ3分5R無制限
○山田洸誓(正道会館KCIEL/王者)※初防衛戦
判定3−0 ※三者とも49−48
●実方拓海(TSKjapan/同級2位、WMC日本&LPNJスーパーライト級王者/挑戦者)
※山田が王座防衛に成功
昨年11月に初黒星を喫した王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)が試練の防衛戦。挑戦者決定戦を勝ち上がりチャンスをつかんだ日本四冠王・実方拓海(TSKjapan)を迎え撃つ。
山田は正道会館仕込みの強烈な打撃でダウンを量産。昨年9月に強打者・山口侑馬を下し、RISEスーパーライト級王座を獲得した。その山口戦を含めデビュー以来11連勝(7KO)と快進撃を続けていたが、昨年11月のノンタイトル戦では北野克樹の多彩な足技を攻略できず、まさかの初黒星。今回の初防衛戦を再起戦として迎える。
対する実方はヒジ有りルールでは無類の強さを誇る、WMC日本スーパーライト級やLPNJスーパーライト級など4本のベルトを腰に巻くベルトコレクター。RISEでは19年6月の初参戦から川島史也、杉本卓也を連続撃破。昨年11月にタップロン・ハーデスワークアウトとの挑戦者決定戦を制し、五冠目への挑戦権をつかんだ。
1R、オーソドックスの山田と、サウスポーの実方。互いに前足でのロー合戦で開幕する。山田がノーモーションの後ろ蹴りを出すが、実方も落ちついてかわし、右ミドルで返す。ラスト10秒で山田が、フック連打でコーナーに詰めるが実方はガードで凌ぐ。
2R、前に出て右ミドル、フックとプレッシャーを駆ける山田に、実方はサークリングしてはかわし、カウンター待ちか。中盤に実方が鋭いワンツーを返すとクリーンヒット。山田がにやりと笑う。ラスト1分、笑顔で”来い”の仕草で挑発する山田は、前に出てフック連打。ラストも山田のハイキックが当たる。
3R、山田がベタ足でノシノシと近づいては、大きく踏み込んでフック主体で攻める。実方は変わらず下がってはかわし、ジャブやハイキックを繰り出すも手数が少ない。実方の右ローに合わせた山田の右フックがヒットするが、実方は崩れずジャブを返しタフネスぶりを見せる。ラストは山田がノーガードで挑発。
4R、詰める山田と、下がりながら単発を狙う実方。5Rもその図式は変わらないが、山田が近距離フックの打ち終わりに組む展開が目立つ。実方は山田の打ち終わりを狙いヒザ蹴り。ラスト1分、山田が怒濤のフック連撃で攻めるが、またもしのいではロングフックを当てる実方。ラストは実方が飛びヒザ蹴りを繰り出しゴング。
判定は3者ともが49-48で山田に。初防衛に成功した山田は「内容的には満足行く内容ではなかったが、勝ったので言いたいことを言います。北野君、またRISEで、タイトルマッチでベルトかけてもいいんで、もう一回やりましょう」と初黒星をつけられた北野克樹へのリベンジ戦を要求した。
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