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【RISE】王者・工藤政英、他団体王者・大田拓真を返り討ち成功

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2021/01/30(土)UP

大田(右)との打ち合いを制した工藤(左)

RISEクリエーション株式会社
「RISE 145」
2021年1月30日(土)東京・後楽園ホール

▼第6試合 SuperFight!フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
〇工藤政英(新宿レフティージム/第3代フェザー級王者)
判定3-0 ※3者とも30-28
●大田拓真(新興ムエタイジム/S1ジャパン55㎏王者、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)

 工藤は18年6月に森本“狂犬”義久との激闘を制して第3代RISEフェザー級の王座を獲得するも、その後は志朗など強豪ファイター相手に3連敗。昨年のRISEでは海外勢に2連勝を収めたが、9月のONEではトップムエタイ戦士に敗北した。前戦は今年7月で、NKBフェザー級王者の髙橋亮と対戦。延長戦までもつれ込む激闘を演じドロー。

 対する大田はNJKFの次世代エース。18年6月にWBCムエタイ日本フェザー級王座、19年12月にはS1ジャパン55kg級王座決定トーナメントを制し二冠を達成した。しかし2月に行われた2020年初戦では同世代ムエタイファイターの技巧に苦しみ敗北。9月にはWBCムエタイ王座の防衛戦で、MA王者に判定勝ちした。

 1Rから工藤は距離を潰してボディブローをヒット。距離を取りたい大田だが、完全に距離を潰されて得意の蹴りを当てられない。

 2Rも工藤はプレッシャーをかけて前に出続けて左右フック、さらに左ボディブローで削っていく。ムエタイ路線の大田は距離感を掴めないながらも左ミドルを返してく。

 3R、無尽蔵のスタミナを誇る工藤が手数を落とすことなくパンチで押し切る展開となり、大田もパンチで応戦していくが活路を見出せないまま試合が終了。
 フルマークの判定勝利した工藤は「最近勝てていなくてしょっぱい試合になりましたがようやく勝てました」とほっとした表情。

 第5試合で無敗の門口佳佑との次期挑戦者決定戦を制した竹内将生がリングに上がると「エイワスポーツジムにRISEのベルトを必ず持って帰ります。門口選手の分まで頑張って取ります」とベルト奪取宣言。すると工藤は「竹内選手はパンチが上手くていい試合になるとなると思います。僕も門口選手の想いを背負って戦います」と意気込みを語った。

※全試合結果はこちら

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