【修斗】石原夜叉坊が2年ぶりの復帰戦で悔しい判定負け、祖根の右フックに腰が落ちる場面も
サステイン
『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021開幕戦 Supported by ONE Championship』(2部)
2021年1月31日(日)東京・ニューピアホール
▼第1試合 65.8kg以下契約 5分3R
●石原夜叉坊(KING OF FREE)
判定0-3 ※三者共に28-29
○祖根寿麻(ZOOMER)※元環太平洋王者
元UFCファイターの石原夜叉坊(KING OF FREE)が、約8年4ヶ月ぶりに古巣の修斗に復帰。その相手を元修斗環太平洋王者の祖根寿麻(ZOOMER)を務める。
石原は2011年に修斗でプロデビュー。15年からUFCに参戦し、2大会連続KO勝ちなど脚光を浴びたが、19年2月の『UFC234』でカン・ギョンホに敗北。以来、2年ぶりに戦いの舞台に戻ってくる。
対する祖根は元修斗環太平洋バンタム級王者。 18年7月にはRIZINに初参戦したが、元谷友貴に一本負け。その後、現修斗世界王者・岡田遼をはじめ強豪ら相手に5連敗を喫しており、この試合に勝利してなんとしても再起したいところだ。
1R、石原がサウスポー、祖根はオーソドックス構え。開始早々から左ストレートや左の上段前蹴りを放つ石原。その後はローキックをコツコツと蹴り、上下に意識を散らす。石原のヒザ蹴りが祖根のボディにヒット。祖根の動きが止まる。祖根が左右のパンチを振りながら前進。それに合わせて、石原が下がりながら左フックをクリーンヒット!しかし、祖根の右フックが石原のアゴを直撃し、石原も大きなダメージを負う。
2R、石原が序盤からタックルを仕掛け、テイクダウンに成功するが、祖根がすぐに立ち上がる。ケージ側、祖根の右のショートフックが石原を強襲。ダメージを負った石原はタックルを仕掛けながら、祖根の追撃を回避し、ピンチを逃れる。石原はロー、ミドル、ハイと攻撃を上下に散らし、祖根が強引に入ったところをカウンターで狙っていく。
3R、石原の左ハイキックがタイミングよく祖根にヒットするが、あたりが浅いか、ダウンを奪うことはできない。体力の消耗が見られる石原はタックルを仕掛けるが、祖根にがぶられ、逆にバックをとらえる。
祖根がバックチョークを仕掛けるが、石原が逃げ切る。スタンディングから石原の左カウンターがヒットし、石原が流れを変えるかに見えたが、祖根の右フックがクリーンヒット。石原が腰から崩れる。
競り合った印象の戦いだったが、結果はジャッジ3者共に29-28で祖根を支持。石原の2年ぶりの復帰戦は悔しい黒星となった。
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