【修斗】SASUKEが内藤太尊に一本勝ちで初防衛、斎藤裕に宣戦布告「路上の伝説もK-1の申し子も眼中にない」
サステイン
『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021開幕戦 Supported by ONE Championship』(2部)
2021年1月31日(日)東京・ニューピアホール
▼メインイベント(第5試合) 環太平洋フェザー級チャンピオンシップ5分3R
○SASUKE(マスタージャパン/王者・初防衛戦)
一本 2R 2分34秒 ※スリーパーホールド
●内藤太尊(roots/同級5位)
※SASUKEが初防衛に成功
環太平洋フェザー級王者のSASUKE(マスタージャパン)が、同級5位の内藤太尊(roots)を挑戦者に迎え、初防衛戦に挑む。SASUKEは昨年9月に仲山貴志を下し環太平洋フェザー級王者に。試合後に同級の世界王者でRIZINのフェザー級王者にも輝いた斎藤裕に対戦要求するなど勢いに乗っている。
対する内藤は極真カラテ全米選手権を制した打撃を武器とするストライカー。前戦となった19年7月には青井人を2R TKOで撃破した。ジムの代表である佐藤ルミナは修斗環太平洋フェザー級の初代王者。内藤にとって師が巻いたベルトの奪取は悲願ともいえる。
1R、SASUKEと内藤は共にオーソドックス構え。SASUKEが内藤の前足ふくらはぎをピンポイントで当てるカーフキックを何度も蹴る。前に入れず、飛び込みながら左フックを放つ内藤。SASUKEが大外刈りでテイクダウンに成功。内藤に立ち上がられるが、再びボディロックから足を掛けながらテイクダウンに成功。
ケージ際の攻防から再びスタンドの展開になると、内藤が左右のフックを振りながら、前進。しかし、SASUKEはカウンターのシングルレッグでテイクダウンに成功。ケージに押し込みながらバックポジションを奪い、内藤を殴り続ける。完全にSASUKEが試合の主導権を握る。
2R、SASUKEがパワーで内藤をなぎ倒すようにテイクダウン。スタンドの展開、SASUKEの左フックがクリーンヒット!大きなダメージを負った内藤はそのままテイクダウンを奪われる。なんとか立ち上がり、得意のスタンドの展開に戻した内藤だが、SASUKEの猛攻が内藤の反撃を上回る。
SASUKEは組み相撲から強烈なヒザ蹴りを内藤のボディにヒット。崩れ落ちる内藤にパウンドの追撃。そのままバックポジションをとり、一気にスリーパーホールドを決めた。最強の挑戦者を迎えたSASUKEだったが、圧倒的な強さを見せつけた。
SASUKEは勝利者コメントで「第11代環太平洋フェザー級チャンピオンのSASUKEです。怪我してずっと修斗できなかった機会に、会場で内藤選手の激闘を見ててすごいファンだった。内藤選手、大好きです。内藤選手に大きな拍手をしてください」と対戦相手の内藤を労うコメント。
続けて「チャンピオンがここに降りてこないなら、俺がそっちに行きます。路上の伝説、K-1の申し子、全部眼中にねーよ。斎藤裕を最初から狙っていたのは、この俺だ。世界に行くには、日本で一番強いフェザー級を倒せばいい、そういうことでしょう?だったら、斎藤チャンピオン、その腰に輝く金のベルト、世界への手土産として、必要なんですよ。だから、四角いリングで日本国民を巻き込んで、修斗伝承マッチやりましょう。俺が絶対にそこに行きますんで。その間、しっかりベルトを守ってください」と、フェザー級世界王者で、RIZINフェザー級王者でもある斎藤裕に宣戦布告した。
SASUKEは最後に「日本のフェザー級、いや、修斗のフェザー級、みんな、俺には勝てないよ。なぜなら俺は修斗を愛しているから」と絶叫した。
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