【ONE】“アジアのツヨカワ”スタンプが初の一本負けで茫然自失、MMA無敗が途切れる
ONE Championship
『ONE: UNBREAKABLE III』
2021年2月5日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼女子アトム級 総合格闘技
●スタンプ・フェアテックス(タイ)
一本 3R4分53秒 ※ギロチンチョーク
○アリヨナ・ラソヒナ(ウクライナ)
スタンプはONEでキックとムエタイの2冠を成し遂げたが、昨年2敗し両王座から陥落。今回は5勝無敗のMMAでウクライナのラソヒナと対戦する。
ラソヒナは最近の10勝全てをアームバーで極めている選手。打撃のスタンプと寝技のラソヒナの対戦になると見られる。
1R、ラソヒナはスタンプの蹴りを浴びていたが、前に出てタックルでテイクダウン。しかしスタンプがオモプラッタで上下を入れ替えマウントからバックに回る。だがラソヒナがこれを跳ねのけて上になり、逆にマウントから腕十字。しかし、ここはスタンプが腕を引き抜きスタンドに戻る。
ラソヒナが再びタックルに出てテイクダウン。スタンプはラバーガードでこらえ、ラソヒナのバランスを崩して立ち上がる。
2R、組みつかんとするラソヒナだが、スタンプはジャブ・ミドル・ヒザと放って引き剥がす。ラソヒナは低空の片足タックルからテイクダウンを狙うが、スタンプはバランスを保ってヒジを打ち込み、寝技になるとマウントポジション。ラソヒナがこれを脱し下から得意の腕十字を狙っても、スタンプは対応して先回りして動き腕を抜いて立ち上がる。
再び低いタックルに出たラソヒナだが、スタンプは左フックをカウンターしてクリーンヒットする。
3R、スタンプの蹴りをキャッチし組みつかんとするラソヒナだが、スタンプもカウンターのパンチを振るって組みを許さない。
ミドルも飛んでくるためなかなか出られずにいたラソヒナだが、残り1分近くで低空タックルからテイクダウンに成功。スタンプは背中でマットを歩くようにして逃れるが、ラソヒナは左腕でノーアームのフロントチョーク。スタンプはこれにタップのような手の動きを見せ、レフェリーは試合をストップ。スタンプはタイムアップと思ったか喜び、タップしていないと抗議したが、レフェリーはラソヒナの一本勝利を告げた。
勝利したラソヒナは「すごく疲れました。スタンプの寝技は思っていた以上に強かったです。もっと成長してもっと勝利を上げ、チャンピオンを狙っていきたいです」と試合の感想を語った。
▶︎次ページ(動画あり)は、スタンプがタップアウトで一本負けした瞬間
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