【LEGEND】五輪代表・岡澤セオン、プロ無敗の佐々木尽とノーガードで笑顔の打ち合い
LEGEND実行委員会
『LEGEND』
2021年2月11日(木・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館
配信:U-NEXT、ABEMA
2月11日(木・祝)東京・代々木第一体育館で開催された全試合エキシビション・スパーリングマッチのボクシングイベント『LEGEND』。
第5試合目は、東京五輪内定・岡澤セオン(鹿児島県体協)vs日本ユースS.ライト級王者・佐々木尽(八王子中屋)のトップアマvsトッププロ対決。
全日本ウェルター級2連覇を果たしている岡澤と、10戦10勝(9KO)のハードパンチャー・佐々木の注目試合だ。
1R、伝統派空手のような低い構えから、サウスポーで積極的にジャブを出す岡澤。佐々木は腕を回し笑顔で迎え撃つ。打たれても、もっと打ってこいと挑発する佐々木。
単発のパンチを出しては、手を上げアピールする佐々木。岡澤はガードを下げたまま、ステップやボディワークのみでかわし、素早いジャブ、ロングフックを刺す。
2R、佐々木はノーガード気味で腕を下げては、右腕を回し、打ち合いを臨むかのように煽る。岡澤は構わず佐々木のガードの上からワンツーを連打。するとガードの隙間からワンツースリーがヒット。しかし効いてないと笑顔で首を振る佐々木。さらに岡澤のカウンターの右が入り、佐々木をコーナーに追い込み連打。
岡澤もまたノーガードで煽りながら、ジャブ、ボディストレートをヒットさせる。身体能力の高さを見せつける。
3R、佐々木が痙攣するかのような動きで打ち合いに行く。岡澤は手を後ろに組み、上半身のみでパンチをかわす。すると佐々木も後ろに手を組み、互いに単発のパンチの応酬。岡澤の左ストレートと佐々木の右ストレートがクロスカウンター気味に交差する。
ラスト1分は互いにガードを固めての打ち合いだが、やはり岡澤の精度が勝るか。笑顔で打ち合う両者。岡澤のワンツー、さらに左フックも入る。しかし最後まで両者は満面の笑顔で打ち合い、ゴングを迎えた。
試合後マイクで佐々木は「今まで一番強かったです。やっぱりMVP」と岡澤を認める。
岡澤も「19歳ですか。(強さが)ありえないですね。自分が6年前ならやられてます。でもこのルールでは絶対負けないです。どんな選手が来ても。それがアマチュアボクサーです」と認めた。
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