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【UFC】現職警官ドーカスがTKO勝利、”鉄人”オレイニクを怒涛の連打で撃沈

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2021/02/21(日)UP

殴られ続け身体を丸めるオレイニク(左)(©Getty Images/UFC)

WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス19』
21年2月21日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX

▼ヘビー級マッチ 5分3R
●アレクセイ・オレイニク(ロシア)
TKO 1R1分55秒
〇クリス・ドーカス(米国)

前日計量のフェイスオフで対峙するオレイニク(左)とドーカス(右)(©Getty Images/UFC)

 アレクセイ・オレイニク(43=ロシア)は96年にMMAプロデビューのベテラン中のベテラン。過去、ミルコ・クロコップ、マーク・ハント、ファブリシオ・ベウドゥムら世界の強豪選手に勝利するなどMMA74戦59勝14敗1分を誇る43歳の鉄人だ。前戦となる昨年8月、この日のメインに登場するデリック・ルイスにTKO負けしており、今回が再起戦となる。

 一方のクリス・ドーカス(31=米国)は米国フィラデルフィア警察署の現職警察官。MMA戦績10勝3敗で、うちKO勝利が9試合とKO率7割を誇るKOアーティスト。現在3連勝と波に乗っている。

 1R、オレイニクとドーカスは共にオーソドックス。開始早々からパンチを振い組み付く両者。オレイニクがドーカスの左腕を捉え、アームロックを極めるような動きを見せる。オレイニクがグラウンドへの引き込みを狙うが、ドーカスがそれをさせず、スタンドの展開。

鉄人オレイニクにTKO勝利したドーカス(右)(©Getty Images/UFC)

 ドーカスの強烈な右ストレートがクリーンヒット。反撃とばかりに、オレイニクが右のオーバーハンドを振りながら圧力をかけるが、逆にドーカスがパンチとヒザの連打。
 オレイニクは身体を丸めながら、ガードするが防戦一方となり、ケージを背に身体を横に向けながら猛攻を受けているのを見たレフリーが試合を止めた。

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