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【DEEP】“アマレスエリート”新鋭・神田コウヤがDJに勝利「RIZINで必ず王者になる」と宣言

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2021/02/21(日)UP

神田(左)が長いリーチを活かしたパンチを繰り出す

DEEP事務局
『DEEP 100 IMPACT』

2021年2月21日(日)東京・TDCホール

▼第8試合 DEEPフェザー級 5分3R
●DJ.taiki(パンクラスイズム横浜)
判定0-3 ※三者とも27-30
〇神田コウヤ(パラエストラ柏)

 DJは2004年4月にキックボクシングでプロデビュー後、同年10月からはMMA(総合格闘技)に出場。DEEPのほかにもRIZIN、パンクラスに参戦し、シュートボクシングやK-1にも挑んだマルチ格闘家だ。2013年4月にはDEEPバンタム級王座も獲得している(翌年2月に返上)。昨年5月にDEEPフェザー級タイトルマッチで当時の王者・弥益ドミネーター聡志に挑んだが2RでTKO負けを喫した。12月には肩固めで1R一本勝ちで再起している。

 対する神田は、レスリングで東日本学生選手権優勝、全日本学生選手権準優勝、天皇杯ベスト8という実績を持つアマレスエリート。扇久保博正、浅倉カンナらを擁するパラエストラ千葉所属で、180cmの長身を活かしたパンチも身につけている。昨年8月の『RIZIN.22』で、ZST王者・関鉄矢の相手として急遽抜擢されTKO負けを喫したが、11月にはTKO勝利で再起を果たした。

 1R、両者サウスポーで向き合うが、DJは左右に構えをスイッチしながら神田の出方を探る。神田は長いリーチを活かしたストレートからヒジを繋ぐが、DJは手で弾いてクリーンヒットさせない。組みに出る神田だが、DJがこらえテイクダウンには至らず金網際でレフェリーがブレークする。神田のワンツーにDJは鋭い回転のバックブローを返すが、どちらも当たらない。

流血しながらもキックを放つDJ

 2R、プレッシャーを掛けていく神田に対しDJは小さくバックステップとサークリングをして距離を保つ。神田の左ストレートを誘っているかのDJ。だが、神田も警戒して大振りしない。組みに出た神田はそこから押し込むが、展開を作れずレフェリーがブレークする。DJが神田の出際に左ストレートをヒット。

 3R、DJが前に出てプレッシャーを掛けていく展開。しかし神田もそこへ左ストレートとヒジでのカウンターを狙う。前に出んとするDJだが、神田の左が気になるか一歩が踏み込めない。神田が右ジャブを当て始める。組んで出た神田がDJを金網に押し込む。だが展開がなくレフェリーがブレーク。ジャブによるものか鼻血の見られるDJ。終了間際、DJは左右ワンツーで突進してヒットを上げる。

 判定は30-27、30-27、30-27の3-0で神田。組みと打撃を織り交ぜた試合運びでDJを下した。

 勝利した神田は涙ぐむ様子を見せながら「僕は小学校1年生の時からPRIDEでチャンピオンになるのを夢見てこの道場に入門しました。RIZINで必ずチャンピオンになるので、皆様よろしくお願いします」と挨拶した。

※全試合結果はこちら

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