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【ONE】”世界最強”ペトロシアンがONE7戦全勝!元GLORY世界王者キリアをヒザ蹴りとミドルで一蹴

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2021/02/27(土)UP

強烈なヒザを突き刺すペトロシアン(左)©️ONE

ONE Championship
『ONE: FISTS OF FURY』
2021年2月26日(金・日本時間)

▼フェザー級 キックボクシング
○ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
判定3-0 
●ダビッド・キリア(グルジア)

左ミドルを叩き込むペトロシアン(左)©️ONE

 ペトロシアンは、K-1 WORLD MAXで2度もミドル級世界トーナメントを制して最強を証明したのち、その後は、GLORYの舞台でも12年にトーナメント制覇を成し遂げるなど輝かしい実績を残してきた。ONEと契約後は、6戦して無敗。18年にベラトールキックでは、新生K-1で王者に輝いた、チンギス・アラゾフ(現在は王座返上)との新旧K-1王者対決にも勝利しており、世界トップに君臨し続けている。

 対するキリアは、12年にGLORYで行われた世界ミドル級スラムトーナメントに出場したが、準決勝で今回対戦するペトロシアンに判定負けを喫している。しかし、その後は14年3月にはGLORY世界ライト級王座を獲得、19年にはクンルンファイトの世界トーナメント制覇などの輝かしい実績を残している。2019年2月以来の試合をONEで迎えることになった。

ペトロシアンの正確無比なパンチ!©️ONE

 1R、ペトロシアンがサウスポーで左ローを放つ。キリアが左フック、右ストレートを伸ばしていく。ペトロシアンは左ストレートをノーモーションで放ち、左ミドルを蹴る。左右のフックを振るうキリアに対して、ペトロシアンは左ストレートからの左ヒザをヒットさせた。

 2R、左ジャブや前蹴りで牽制するペトロシアンに対して、キリアが右ミドルを蹴る。カウンターの左ストレートをヒットさせたペトロシアンが今度は前に出る。ワンツーフック、左ミドルと攻撃を散らすペトロシアン。キリアの右の蹴りがローブローとなり、試合が中断する。再開後、フックで前に出るキリアだが、ペトロシアンの左のヒザ蹴りやミドルで中に入れない。 

圧勝したペトロシアン(左)©️ONE

 3R、落ち着いて左ミドルを蹴るペトロシアン。近距離で細かいパンチから、左ミドル、そして右ローと攻撃を出し続けるペトロシアンに、キリアは辛抱強く左フックを出すが、当てることが出来ない。終盤、ペトロシアンがワンツーからの左ヒザを連続で放つ。残り15秒でも、左ミドルやヒザ蹴りを徹底的にヒットさせて、キリアを完封した。

 判定は、ジャッジ3者がペトロシアンを支持して、ペトロシアンが磐石の力を見せて判定勝利した。

 

▶︎次ページ(動画)は、ペトロシアンがヒザ蹴りからのコンビネーション!

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