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【RISE】極真王者ベイノアが憂也に“気迫の殴り合い”で逆転勝利、初回ダウン奪われるも延長で決着

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2021/02/28(日)UP

延長戦の末に逆転勝利を飾ったベイノア(右)

RISEクリエーション株式会社
『RISE ELDORADO 2021』
2021228日(日)神奈川・横浜アリーナ 

▼第7試合 SuperFight! ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者、元J-NETWORKウェルター級王者)
判定3-0  ※延長、三者ともに10-9
憂也(魁塾/同級1位、DEEP☆KICK-65kg王者)
※本戦は、三者ともに28-28

左ミドルを放つベイノア(左)

 ベイノアは極真空手で全日本軽量級王者になった空手家。キックでは17年にJ-NETWORKウェルター級王座、18年にはRISEウェルター級王座を獲得した。お笑い芸人としての顔も持ち、1月17日の『RISE EVOL.7』ではリングアナとしてもデビューするなど活動の幅を広げている。 

 対する憂也は関西を主戦場としつつ、RIZINにも2度出場(2度とも1RKO勝利)するなど様々なリングで活躍するファイター。右ストレートに破壊力を持ち、近年はKO勝利を連発している。

憂也の強烈なボディブローでベイノアがスタンディングダウン!

 両者は18年3月にウェルター級(-67.5kg)戦で対戦して3Rに右ストレートでダウンを奪ったベイノアが判定勝利しており、それ以来の再戦となる。  1R、憂也は自信を感じさせベイノアににじり寄る。ベイノアはロープを背にするが、左右のフックを振るう。しかし憂也はこれを当てさせずジャブからの左ボディフックを効かせる。ベイノアはこれに体を「く」の字にし、憂也は冷静に右ストレート、跳びヒザと攻撃を集めスタンディングダウンを奪う。

気迫の殴り合いの両者

 2R、ベイノアは左フック、右クロスと強振して反撃。だが憂也も冷静さを失わずジャブを伸ばしてヒット。しかしベイノアが左フックから右ストレートでとらえる。ここから逆襲に転じたベイノアはワンツー、右フックと当て、これに憂也はフラつくが、タフさを見せ持ちこたえる。
 そして右フック、右アッパーとベイノアに反撃を開始する。しかしやはりベイノアの前進が上回り憂也を押していく。ベイノアのフックのインサイドを抜き右ストレートを当てる憂也。

1Rにダウンを取られたが、延長の末に逆転勝利を飾ったベイノア(右)

 3Rもベイノアが憂也を押していく。圧力を利かされている憂也はなかなか反撃に転じられない。前に出て右クロス、左フックを振るう憂也だが、ベイノアは横に回ってこれをかわし、前蹴り・ミドルを打ち込む。両者パンチの打ち合いは一進一退となる。

 判定は28-28、28-28、28-28でドロー。延長ラウンドに突入となる。  延長ラウンド、スタミナに余裕を感じさせるベイノアが先に前へ出る。そして近距離から憂也をプッシングで押して下がらせローを浴びせる。憂也は第1Rに効かせた左ボディを再び打ち込む。ベイノアは左右ワンツーから左ミドルを繋ぎ、憂也が打ち返してくると体を近づけ押して下がらせる。

  判定は3者10-9でベイノア。憂也を返り討ちにして勝利した。
 
 勝利したベイノアは応援および観戦のファン、そして練習をともにしたトレーナーや道場生たちに謝辞を告げ、70㎏で予定されるRISEワールドシリーズに日本代表としての出場を宣言。
 そしてRISE、極真、成増を背負うと語り、最後は得意だというラップで「エルドラド、メインは天心vs志朗、盛り上がってイクドラドー」と締めくくり、リングを後にした。

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