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【UFC】アデサニヤが初黒星で2階級制覇ならず、ブラホビッチがライトヘビー級王座初防衛

2021/03/07(日)UP

ライトヘビー級タイトルマッチで激突!ブラホビッチ(左)とアデサニヤ(右)(©Getty Images/UFC)

WME-IMG
『UFC 259』
2021年3月7日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス UFC APEX

▼ライトヘビー級タイトルマッチ
〇ヤン・ブラホビッチ(ポーランド)
判定3-0 ※49-46, 49-45, 49-45
●イズラエル・アデサニヤ(ナイジェリア)

 ミドル級絶対王者のアデサニヤは昨年9月の『UFC253』でパウロ・コスタ(ブラジル)と対戦。無敗の最強挑戦者を迎えたが、終わってみれば2RTKOで圧勝し無敗記録を20に更新した。その後2階級制覇の野望を掲げ、ライトヘビー級転向を表明したが、その初戦でいきなりのタイトル戦となった。

 迎え撃つ王者ブラホビッチは、前王者ジョン・ジョーンズ(米国)の王座返上に伴い、昨年9月の『UFC253』でドミニク・レイエス(米国)と王座戦を争い、2R TKO勝利で新王者に輝いた。初防衛戦で階級を上げたばかりのアデサニヤにベルトを渡す気はない。

 1R、アデサニヤは左右に構えをスイッチし、ジャブのフェイントでブラホビッチをけん制する。ブラホビッチのパンチを手で弾き、アデサニヤはカーフキックを入れ、さらに鋭いジャブとストレートを飛ばす。ブラホビッチはアデサニヤの蹴りをカットしながら歩を進めるが、距離が近づくとアデサニヤがフック、前蹴りを繰り出して下がらせる。

 2R、ブラホビッチは圧力を強めんとするが、アデサニヤの左ミドルがわき腹をとらえる。しかしブラホビッチも連打からの左ミドルでアデサニヤをとらえ返す。組みついたブラホビッチがアデサニヤを倒すが、アデサニヤはすぐに立ち上がり深追いさせない。しかしここでアデサニヤのローがブラホビッチにローブローとなってしまい、一時インターバルが取られる。
 ブラホビッチは右クロスを出しながら前進し顔をとらえるが、アデサニヤは組みつかせない。

 3R、両者互いにジャブでけん制。アデサニヤのカーフキックをブロックしたブラホビッチはそこから金網に追い詰めテイクダウン。アデサニヤが立ち上がるとブラホビッチはバックに回るが、アデサニヤはここから脱出。距離が近くなり、アデサニヤは左ジャブ、アッパーと襲う。しかしブラホビッチが腰をクラッチして再び金網に押し込む。だがアデサニヤは首相撲で逃げる。息の荒いブラホビッチはジャブを当てるが、アデサニヤがジャブをクリーンヒット。ブラホビッチがジャブ、左フックと三度当て組みつくがテイクダウンには至らない。

 4R、金網に押し込むブラホビッチだが、アデサニヤがこらえて押し戻す。両者左ジャブを当て合い、アデサニヤが右ストレートを当てるが、ここで出たブラホビッチがタックルでクリーンテイクダウン。アデサニヤはハーフガードでクリンチし、ブラホビッチの攻めと進行を阻む。細かなパンチと鉄槌を当て、ブラホビッチは足を抜きパスガード。しかしアデサニヤはハーフガードに戻す。

 5R、ブラホビッチが右カーフキックから右ストレート、左ジャブと顔をとらえていく。しかしアデサニヤも頭と上体を大きく振り、そこからパンチを飛ばしていく。後ろ回し蹴りを見せるアデサニヤに対しブラホビッチは右ストレートを入れ、その後でタックルに出てこのラウンドもクリーンテイクダウン。ガードを取るアデサニヤは金網際へ進まんとするが、ブラホビッチがパンチを入れながらハーフガードに。アデサニヤを立たせずブラホビッチはパンチと鉄槌をまとめ、最後はマウントポジションとなりパンチを打ち込み終える。

 判定は49-46、49-45、49-45の3-0でブラホビッチ。アデサニヤに初黒星を与え、王座初防衛を果たした。

 まずアデサニヤが先にインタビューに応じ、「昨夜は眠れず、自分が思っていたような試合はできませんでした。(今回の挑戦は)批判されるかもしれません。足が疲れて後半疲労感が出てきてしまったところはあると思います。ここまで差がつくとは思っていませんでした。今日は自分の日ではありませんでした。ミドル級に戻るかもしれません。そこで試合をして、この硬い拳を打ち込んでやりたいです。みなさん、応援ありがとうございました。まずは部屋に戻ってまた戻ってきたいと思います」と敗れはしたが、スッキリして見える表情で舞台を後にした。

 続いて王座を守ったブラホビッチは「ありがとうございます。彼は本当にスピードがありました。彼は彼の力を出したと思います。パンチも強かったし力がありました。でも自分の方が体が大きいしパワーがあるのでテイクダウンできればいいと思っていました。グラウンドで差をつけられたのはよかったです。もっと早くから、テイクダウンできればよかったですが、彼が疲れてからで、あのタイミングになりました。戦略通りにいかないところはありましたが、しっかりプレッシャーは掛けられたと思います。次はグローバー(・テイシェイラ)と試合をしたいです。彼にはその権利があると思うし、しっかり仕上げてきてくれるでしょう。まずは休んで家族と過ごしてきたいです。アデサニヤに勝てた、初黒星を与えられたのは嬉しいです。彼と戦えて光栄でした。真のチャンピオンは私です」と、喜んだ。

▶︎次ページ(動画)は、ライトヘビー級の洗礼!アデサニヤがブラホビッチのパワーに圧倒されるシーン

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