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【UFC】ラキッチがサントスに判定勝利、ライトヘビー級トップランカー対決を制しタイトル戦に前進

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2021/03/07(日)UP

右のストレートを放つラキッチ(左)(©Getty Images/UFC)

WME-IMG
『UFC 259』
2021年3月7日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス UFC APEX

▼ライトヘビー級マッチ
●チアゴ・サントス(ブラジル)
判定0-3 ※28-29, 28-29, 27-30
〇アレクサンダル・ラキッチ(オーストリア)

 今大会でタイトルマッチが行われるライトヘビー級の一戦。ランキング2位で強打を持つサントスと、こちらもストライカーでカーフキックを得意とする4位のラキッチが争う。サントスは過去に現王者のブラホビッチを降している。

 1R、両者互いに警戒して距離を取る。183㎝のサントスに対し193㎝と身長で上回るラキッチはミドル・ローを出しつつ前に出て行く。サントスはこれにフックを振るうが、身長差もあり届かない。サントスが出てきても、ラキッチは下がって間合いを保つ。

 2Rもラキッチが圧をかけていく。このプレッシャーを跳ねのけんとパンチを振るうサントスだが、やはりラキッチは届かせない。組み合いでもサントスを金網に押し込む。そしてサントスにフックを振らせ、ラキッチは見切った後でストレートを伸ばして狙う。

 3R、組みに出るサントスだがテイクダウンに至れない。ミドル・ローを放ち打開を探るが、やはりラキッチの間合いを破れない。残り時間2分を切りラキッチがタックルへ。クリーンテイクダウンには至らないが、サントスは釘付けにされ動けない。両者離れてもラキッチは懐に入らせず試合を終える。

 判定は29-28、29-28、30-27の3-0でラキッチ。王座挑戦に大きな一歩となる勝利を得た。勝利したラキッチは距離を取って戦うことを心掛け、自分のパンチを出してダメージを与えること、蹴りを出すことを意識していたと語った。

●編集部オススメ

・【UFC】試合結果速報中=2021年3月7日

・【テレビ】アデサニヤvsブラホビッチなど3大タイトルマッチの『UFC 259』生放送=3.7WOWOW

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