【UFC】元バンタム級王者ドミニク・クルーズが復活勝利、連勝のケニーに競り勝ち連敗脱出
WME-IMG
『UFC 259』
2021年3月7日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス UFC APEX
▼バンタム級マッチ
〇ドミニク・クルーズ(アメリカ)
判定2-1 ※28-29, 29-28, 30-27
●ケイシー・ケニー(アメリカ)
ドミニク・クルーズはWECとUFCの元バンタム級王者で、MMAにスイッチを多用するスタイルを確立させたファイター。戦績は22勝3敗だが、ここ2戦は連敗となっている。
ケイシー・ケニーは柔道の元全米王者でLFAのフライ級&バンタム級暫定王者を経てUFC入り。戦績は16勝2敗1分で、現在3連勝で勢いに乗っている。
1R、タックルに出るドミニクだが、これはケニーに受け止められて切られる。構えを左右にスイッチしながらミドル・ロー・ストレートと繰り出すドミニク。その中で右ストレートをケニーにヒット。左アッパーでも続けてケニーをとらえる。
しかしケニーは圧をかけて強打を振っていく。だが左ローは当てるが、まだドミニクにパンチのクリーンヒットは上げられない。
2R、頭を上下してフックを振りタックルに入るドミニクだが、取り切れない。ケニーは左インローでドミニクをとらえる。パンチからタックルで向かうドミニクだが、ケニーが受け止めて切る。目まぐるしく動くドミニクに対し、ケニーは過度に錯乱されず左ストレートを当てる。ケニーが圧力を利かせてラウンドを終える。
3R、ドミニクのタックルに倒れるケニーだが、右腕でフロントチョークにとらえる。しかし絞め切れず、金網を背に立ち上がり打撃戦に戻る。ドミニク、ケニーの順でストレートを当て合う。前に出るケニーが左ストレートでとらえるが、ドミニクも右ストレートを当て返す。体がフラつき消耗がうかがえる両者。タックルに出るケニーだが、ドミニクは受け止め押し戻す。そして逆にタックルに出てケニーをテイクダウン。ケニーを立たせることなくパウンドを放って試合を終える。
判定は29-28(ケニー)、29-28(ドミニク)、30-27(ドミニク)と割れ、2-1でドミニク。連敗脱出の白星を得た。
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