【ONE】ライト級キック王者レギン・アーセルが貫禄のV2!圧倒的な攻撃力で屈強な挑戦者ハイダを一蹴
ONE Championship
『ONE: FISTS OF FURY Ⅲ』
2021年3月19日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼ライト級 キックボクシング 世界タイトルマッチ
〇レギン・アーセル(スリナム)
判定3-0
●ムスタファ・ハイダ(イタリア)
※アーセルが2度目の王座防衛に成功
アーセルはLion Fightスーパーミドル級世界王者、ドイツの団体MFCキックボクシング世界王者を経てONEライト級キックボクシングの初代世界王者に。オランダ式コンビネーションとバネを活かした攻撃を併せ持つ。ONEでは4連勝でうち2勝はタイトルマッチでニキー・ホルツケンを降している。
挑戦者のムスタファ・ハイダはISKAキックボクシング世界王者でパンチに自信を持ち王座に挑む。
1R、アーセルはガードを高く上げサウスポーのハイダにプレッシャーを掛けていく。よく伸びる右ストレートを放つアーセルにハイダもボディ打ちを返していくが、アーセルの右ストレートがとらえる。入り際にハイダの右フックがとらえるがアーセルはダメージを見せない。
2R、アーセルは前に出てフック・ストレートとヒザの波状攻撃で襲う。さらにハイキック、左フック、飛びヒザとアーセルは勢いが増してくる。ハイダも左ストレートを返すがアーセルのガードを破れない。ミドル・ヒザの強打でハイダのガードを破りに行くアーセル。
3R、ストレート・フックからヒザを連係したアーセルだが、これがローブローとなってしまいハイダに休憩が与えられる。
しかし間を置かずに再開。アーセルのパンチの連打の間を抜いてハイダが左ストレートを当てる。アーセルも右ストレート、飛びヒザと攻めるがハイダは直撃はさせない。しかしアーセルの右ローが再び下腹部に入ってしまい再度の休憩が取られる。しかしハイダはここもあまり時間を置かず再開に応じる。
4R、攻め疲れかややスローダウンが感じられるアーセルだが、飛びヒザを見舞ってハイダを下がらせる。そして右ストレート、左ボディフックも打ち込む。さらに顔ヒザ、右フックと追撃するアーセルだが、ハイダはブロックとクリンチを駆使して倒れない。
5R、左ストレート・左フックを振るって出るハイダだが、その内側を右ストレートで抜きアーセルがヒット。しかしやはり窮地はクリンチしてハイダがしのぐ。ヒザ、ハイキックとダウンを迫るアーセルだが、ハイダも左ストレート、左ボディストレートと返し諦めない。
判定は3-0でアーセル。2度目の王座防衛に成功した。
▶︎次ページ(動画)は、王者アーセルの無慈悲な連打!ハイダは“サンドバッグ状態”
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