【K-1】サッタリ・ウィラサクレック、ハイキック一撃で加藤久輝にKO勝利
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ K’FESTA.4 Day.1~』
2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター
▼第6試合 スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
●加藤久輝(ALIVE)
TKO 2R 0分26秒 ※右ハイキック
○サッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)
加藤は大道塾で全日本大会・重量級5連覇、第2代HEAT総合ルールミドル級王者に輝くなどの活躍を見せ、BellatorやRIZINにも参戦しKO勝ちを飾る。18年にK-1初参戦すると”日本重量級のエース”と称された上原誠を撃破。元K-1王者シナ・カリミアンとは判定までもつれ込み、現王者K-Jeeにも19年12月にKO勝利している。
しかし昨年3月にK-JeeにKOでのリベンジを許し、9月にも杉本仁に判定負けと2連敗中だ。
対するサッタリはWAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者や、ムエタイ大会で3度の優勝経験を持つ。昨年11月の『Krush』では谷川聖哉にKO勝利を収め、同月『KODO』でも1R KO勝利でM-1世界ヘビー級王座を獲得している。
1R、サウスポーの加藤にサッタリが右の蹴りを連打。強烈な右ミドル、距離を詰めアッパーが加藤を襲う。前に出るサッタリへ加藤はガードを固め後退。手は出さないが、じっくり見ている印象。サッタリはやや圧力を弱めるも、スイッチしながら左右ミドル。しかし入り際に合わせた加藤の左フックでサッタリの右目尻が切れる。ラウンド終了直前、サッタリの右フックが加藤の左フックのカウンターとなり、加藤がダウンを喫する。
2R、サッタリが圧力を強めると、加藤が大きな左ボディをヒット。しかし後退する加藤を追ったサッタリが右ハイ。この蹴りのヒザが加藤の顔面を直撃し、ガードを固めたまま加藤が崩れ落ちる。苦悶の表情を見せる加藤はこの一撃で左目付近を大きくカット。レフェリーが即座に試合を止め、サッタリのKO勝利が確定した。
マイクを握ったサッタリは「アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶。そして今日正月を迎えるという母国イランに向け、母国語で挨拶。最後に再び日本語で「ミナサン、アイシテマス」とファンへ愛を投げかけリングを降りた。
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