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【K-1】鈴木勇人が流血止まらずTKO負け、トファネリがカーフと打撃でK-1初勝利

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2021/03/21(日)UP

流血しながら鈴木(左)はトファネリと打ち合う

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ K’FESTA.4 Day.1~』
2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター

▼第7試合 スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
TKO 3R  1分28秒 ※カットによるドクターストップ
○ヴィトー・トファネリ(ブラジリアンタイ・闘英館)

パンチを鈴木のボディに打ち込むトファネリ

 元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人は昨年12月、2連続KO勝利中で挑んだ不可思とダウンの応酬を演じたが、2Rで遂にKO負け。今回が再起戦だ。

 対するトファネリは空手がベース、キックとMMAで約50戦を経験する。ブラジルで空手とキックの王者となり来日。18年のホーストカップでは元王者・麻原将平に胴回し回転蹴りでKO勝ち、昨年7月にRISEで原口健飛に判定負けをしたがタフさを見せて倒れず、最後まで攻めの姿勢を見せた。昨年11月にK-1初参戦。野杁正明に判定で敗れたが、K-1二戦目で初勝利を目指す。

鈴木は流血も、左ミドルで攻める

 1R、鈴木は序盤からこれまで多くの選手を倒してきた左ミドルの連打。トファネリはじっくり見ながらインローでカーフキックを狙う、3、4発とカーフが入ってくると、バランスを崩し始める鈴木。鈴木の右ふくらはぎが赤く腫れ始める。

 2Rも鈴木の左ミドルに合わせカーフキックを合わせるトファネリ。トファネリが飛び込んできたところを左のパンチを合わせぐらつかせる。しかし、トファネリはカーフ、そしてパンチを連打し、鈴木は右まぶたから出血。

流血が止まらずレフェリーストップとなった鈴木

 3R、トファネリのカーフでヒザをつく鈴木だがスリップ判定。しかし鈴木はフラつきながらも攻めをやめない。互いにパンチの打ち合いになるが、途中鈴木の右まぶたの流血が激しくなり試合中断。カットからの流血がなかなか止まらずレフェリーストップ。1分28秒でトファネリのTKO勝ちとなった。

 勝ったトファネリは「K-1ありがとうございました。今日試合に勝ててとても嬉しいK-1で戦うことで日に日に強くなります。K-1スーパー・ライト級でチャンピオンになります。押忍!」と力強くメッセージを送った。

☆この大会の全試合結果はこちら

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