【ONE】元K-1王者チンギス・アラゾフが悔しいデビュー黒星、猛攻のケールに競り負ける
ONE Championship
『ONE ON TNT I』
4月8日(木・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼フェザー級 キックボクシング
●チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)
判定1-2
〇エンリコ・ケール(ドイツ)
アラゾフは第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者で56勝4敗1分。対するケールもK-1 WORLD MAXトーナメントの王者で50勝15敗2分。両者は5年前に対戦しておりアラゾフが5R KOで勝利している。
1R、ケールがサウスポーで向かってプレッシャーを掛ける。様子見風のアラゾフはケールの左ストレート、ローをもらう。しかしアラゾフもサウスポーに変わって対処し、前蹴り、左右ミドルを打ち込む。ケールは左右フックを当てるが、アラゾフは首相撲で組んで投げる。
2Rもケールが前に出るが、アラゾフは正面衝突せず、距離を取ってミドルとローを打ち込む。距離を詰めフック・アッパーと回転させるケール。飛びヒザも織り交ぜアラゾフを下がらせる。ミドルに前蹴り、ローで応戦するアラゾフだがケールを止められない。
3R、ケールはガードを固めて前進し、アラゾフを追い詰め左ストレートと右フックをまとめる。距離を取って前蹴り、ミドルを放つアラゾフだが、ケールは右フックでアゴを跳ね上げ、左ストレートでもアラゾフの動きを止める。
判定は1-1と割れた後で、ケールを支持。ケールが2-1で5年前に敗れたアラゾフにリベンジした。
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