【ベラトール】ベイダーがパウンド&ヒジ連打でマチダに勝利、9年ぶりの雪辱を果たしライトヘビー級WGP準決勝へ
Bellator MMA
『BELLATOR 256』
4月10日(土・日本時間)米コネチカット州 モヒガン・サン・アリーナ
▼ライトヘビー級ワールドGP1回戦(準々決勝)
○ライアン・ベイダー(米国)
判定3-0 ※49-46, 49-45, 49-45
●リョート・マチダ(ブラジル)
今大会から開幕するライトヘビー級ワールド・グランプリのトーナメント1回戦(準々決勝)。
元ライトヘビー級王者で現ヘビー級王者のライアン・ベイダー(37=米国)と元UFCライトヘビー級王者リョート・マチダ(42=ブラジル)が対戦した。
前ライトヘビー級王者のベイダーはUFC時代の12年8月にマチダからKO負けを喫しており、約9年ぶりの再戦で雪辱を果たしたいところ。
一方のマチダは現在2連敗と勝ち星に恵まれておらず、何とかしてここで再起を図りたいところだ。現地オッズ評価では、ベイダーが下馬評有利、リョートが不利と紹介されている。
1R、ベイダーがオーソドックス、マチダがサウスポーの構え。序盤から距離を支配するマチダ。ベイダーは右のオーバーハンドを振って前進するが入れない。マチダがミドルキックの軌道からの左ハイキックをヒット!下がるベイダーにそこから飛びヒザと続ける。ベイダーが組みつきながら、マチダにヒザ蹴りを放つ。
2R、ベイダーの入りのタイミングに合わせてミドルやローを蹴り、距離をコントロールするマチダ。マチダが距離を支配する1Rと同じ展開。距離を詰め始めるベイダーがダブルレッグでテイクダウンに成功。ベイダーがマチダをケージに押し込み、パウンドを叩き込む。
3R、マチダの左ミドルがヒット、ベイダーはこれまで何発もミドルを腹にもらっており、ダメージの蓄積が伺える。しかし、強引に前に出るベイダーが右フックからダブルレッグでテイクダウンに成功。マチダの顔面に強烈なパウンド、ヒジを叩き込み、マチダは鼻血を出す。ベイダーがラウンド最後までトップコントロールする。
4R、ベイダーがラウンド開始1分でテイクダウン成功。再びベイダーのグラウンド&パウンド劇場。残りの4分間もずっとパンチとヒジを落とし続ける。被弾しながらも必死に耐えるマチダ。攻撃するベイダーもかなりの体力が消耗しているのが分かる。
5R、ベイダーが開始すぐにテイクダウン成功。ダメージと疲労が目立つマチダは抗うこともままならない状態。ベイダーのグラウンド&パウンド攻撃に防戦一方の展開に終わった。
結局、判定3-0でベイダーの勝利。ベイダーが約9年ぶりの再戦で雪辱を果たした。本WGPは7月に準決勝、10月に決勝を行う予定となっている。
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