【ONE】中原由貴が悔しい反則勝ち、グラウンド状態での“顔面蹴り”のダメージ大きく
ONE Championship
『ONE ON TNT II』
4月15日(木・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
フェザー級
○中原由貴(日本)
反則による失格 2R ※グラウンド状態での顔面への蹴り
●シネチャツガ・ゼルトセトセグ(モンゴル)
中原は強烈なパンチを武器とするストライカー。パンクラスで2015年11月から2018年12月まで7連勝を飾り、19年2月のONEデビュー戦では3R KO勝ちを収めた。続く同年5月にはブラジリアン柔術世界王者のゲイリー・トノンと対戦するも一本負け。今年3月には1年7ヵ月ぶりの再起戦で、12戦全勝のキルギス人ファイターを右フックで90秒葬し再起した。
対するゼルトセトセグはONEの登竜門シリーズ『ONEウォリアーシリーズ』で4勝し、ONEと契約。今年1月のONE初戦では、こちらも右フックで55秒KO勝利した強打者だ。
1R、サウスポーの中原にスイッチャーのゼルトセトセグ。いきなり中原がタックルに入り、首を取りに行くがブリッジで外される。サイドに移行しヒジ、ヒザも入れてゆく中原。立ち上がるゼルトセトセグに、ギロチンで食らいつく中原だが、ケージに突き飛ばされ外される。
スタンドに戻ると、腕をだらりと垂らした構えから、ノーモーションで飛び込みのロングフックを放つゼルトセトセグ。中原もカウンターを狙うが、ゼルトセトセグの飛び込みの単発を貰い気味だ。ラストはゼルトセトセグがワンツーから右フックをヒットさせ、中原は若干フラついた状態でゴング。
2R、中原がミドルキックからプレッシャーをかける。ゼルトセトセグの右フックを被弾しながらもタックルで押し込みに行く中原。マウントを取り、首を狙ってはヒジ、鉄槌の中原。
ハーフガードになるゼルトセトセグだが、中原は左足を取るとうつ伏せになり、ヒールを狙いにいく。ゼルトセトセグがグラウンドから逃げるようとする際に、足の甲が回し蹴りの軌道で中原の顔面にモロに入り、試合中断。
グラウンド状態でのヒザは許可されているが、蹴りは禁止されている。ダメージの深い中原の状態を見て、ゼルトセトセグにレッドカード。中原の悔しい反則勝ちとなった。
勝者の中原はダメージ大きく、代わりに反則負けのゼルトセトセグがマイクに。ゼルトセトセグは「足を抜こうとした時に、振ってしまい、偶然当たってしまった。アクシデントだった」と語った。
▶︎次ページ(動画)は、中原が反則の蹴りを顔面もらった瞬間!思わず声を上げる中原
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