【ONE】元GLORY王者ホルツケンが豪快ハイキックKO勝利、100勝目狙うジョン・ウェインに3度ダウンを奪う
ONE Championship
『ONE on TNT III』
2021年4月22日(木・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼第1試合 ムエタイ キャッチウェイト(80.8kg)
◯ニキー・ホルツケン(オランダ)
TKO 2R 1分23秒 ※左ハイキック
●ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア)
ホルツケンはONEキックボクシング・ライト級1位。06年から09年にかけてK-1 WORLD MAXで活躍し、15年にはGLORY世界ウェルター級王座も獲得したベテラン。ボクシングのリングにも13年から上がり、昨年2月には代役ながら「WBSS」(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)のスーパーミドル級トーナメントに出場した。
ONEには18年11月から参戦し、昨年5月にライト級王座戦でレギン・アーセル(オランダ)に判定負けし、王座を逃した。昨年12月には1R KO勝利し再起している。
対するジョンはキャリア100戦を超えるオーストラリア伝説のキックボクサー。これまでISKAムエタイ世界ミドル級王座など数々の世界タイトルを獲得。K-1 WORLD MAX OCEANIA 2002で準優勝にも輝いた。
19年7月にはRIZINに出場し、元RISE王者ダニロ・ザノリニに2-1で惜敗。今回記念すべき100勝目を狙う。
1R、ホルツケンがガードを上げ、時折鋭いパンチを出しながらプレッシャーをかける。ジョンは下がりながらローから積極的にパンチ。ホルツケンが飛び上がっての右ヒジから、左フックをヒットさせる。さらにホルツケンはケージに追い込み、右フックを当てると、そのまま右バックスピンキック。側頭部に当たりジョンがダウンする。
すぐに立ち上がったジョンは、効いてないとばかりにパンチで猛攻。ボディもまとめるジョンに、ホルツケンは冷静にガード。ホルツケンがジャブを当てると、向かってくるジョンにカウンターの右ストレート。フラつくジョンに顔面右ヒザで追い打ちのホルツケン。ジョンもアッパーを返すが、ここでゴング。
2R、ジャブで間合いを取るホルツケンに、ジョンはロー連打からのパンチで手数を出す。ホルツケンが再びプレッシャーをかけだすと、ジャブ、右ストレートをヒットさせる。左を返すジョンに、カウンターの左フックを合わせるホルツケン。これがヒットし、またもジョンがダウン。
大丈夫だとばかりに立ち上がるジョンは、またもミドル、ローの連打で攻める。ホルツケンは落ちついてジャブ、左フックを繰り出す。さらに向かってくるジョンに、スイッチしての素早い左ハイ一閃。もんどり打ってダウンのジョン。まだやれるとばかりに立ち上がろうとするジョンだが、レフェリーが試合を止めた。
▶︎次ページ(動画)は、ホルツケンの左ハイキック一閃!ジョンをダウンさせ、KO勝利の瞬間
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