【UFC】元パンクラス女王アラウージョが2位チョケイジアンに惜敗、健闘するも連勝がストップ
WME-IMG
『UFC 262』
2021年5月16日(日・日本時間)米テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター
▼女子フライ級マッチ(5分3R)
○ケイトリン・チョケイジアン(米国)
判定3-0 ※29-28×2, 30-27
●ビビアン・アラウージョ(ブラジル)
ビビアン・アラウージョ(34=ブラジル)は柔術黒帯の元パンクラス女王。17年にパンクラスに初参戦し、現在ONEチャンピオンシップで活躍する三浦彩佳にTKO勝利。18年に藤野恵実をTKOで下し、ストロー級クィーン・オブ・パンクラスに輝いた。19年にUFCに参戦し4勝1敗の好成績。前戦となる1月に強豪ロクサン・モダフェリを下し、3連勝と波に乗っている。現在フライ級ランキング7位でMMA戦績は10勝2敗。
対するケイトリン・チョケイジアン(32=米国)は同級2位の強豪。16年からUFCに参戦し、昨年2月にフライ級絶対女王のヴァレンティーナ・シェフチェンコ(ウクライナ)の王座に挑戦するも、3R TKO負けを喫した。その後は2勝1敗の成績を収めており、今年最初のオクタゴン入りとなる。MMA戦績は15勝4敗。
1R、両者オーソドックスの構え。アラウージョが右ボディから左フックで圧力をかけながら前進。チョケイジアンは、サイドキック、前蹴り、長い左ジャブをヒットさせ、アラウージョの前進を止める。
残り1分、アラウージョが組みつきテイクダウンを狙うが、腰の強いチョケイジアンが上手くディフェンスする。
2R、チョケイジアンの前蹴りでアラウージョが尻もち。しかし、すぐに立ち上がり、チョケイジアンの追撃を許さない。アラウージョがテイクダウンに成功。ハーフの状態からフロントチョークを仕掛けるが、極めならず。さらにアラウージョがマウントポジションを奪取するも、展開を作れず。チョケイジアンに立たれてしまう。
グラウンドの攻めで体力を使ったか、疲労が明らかなアラウージョ。ガードが下がるアラウージョに、チョケイジアンのジャブ、ストレートが次々とヒットする。
3R、アラウージョが再び圧力をかけながら前進するが、チョケイジアンのジャブ、前蹴りのカウンターを浴びる。アラウージョの両目の腫れが目立つ。残り1分半、アラウージョがタックルを仕掛けるが、テイクダウン失敗。
結局、判定3ー0でチョケイジアンが勝利。アラウージョは連勝を3で止められた。
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