【UFC】まるで北斗の拳! 試合中、突然ぐらつき倒れる”時間差”衝撃KOでバルボーザ勝利
WME-IMG
『UFC 262』
2021年5月16日(日・日本時間)アメリカ・テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター
▼フェザー級マッチ
●シェーン・ブルゴス(30=アメリカ/同級9位)
TKO 3R 1分16秒 ※右フック
○エドソン・バルボーザ(35=ブラジル・同級13位)
ブルゴスは約1年ぶりの試合。前戦は昨年6月。ジョシュ・エメット戦では最後まで激しい打撃戦を展開。判定で敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。戦績は13勝(5KO/5一本)2敗。
対するバルボーザは、2009年のデビュー以来KOを量産してきたストライカー。タイトルに近いとも言われてきたが17年12月にヌルマゴメドフに敗れて以降1勝4敗と負けが続いた。前戦の昨年10月に判定で勝ち連敗を脱している。戦績は21勝(12KO/1一本)9敗。
序盤からバルボーザがカーフキックを連打。ブルゴスはややバランスを崩すも距離を潰しパンチで攻める。途中バルボーザのバックをとったが、すぐに離すなど、打撃戦でいく構え。互いに打撃戦になった。バルボーザはバックスピンキックがブルゴスの側頭部を捉え会場を沸かすと、続けて右ストレートでもぐらつかせた。
2Rもブルゴスが圧力をかけパンチで攻め、バルボーサは下がりながらカーフ、飛び膝蹴り、バックスピンキックで返す展開。バルボーサはカーフキックを多く蹴ったからか、スネから出血する。
3R、スネの怪我のせいか、カーフキックをやめパンチ勝負のバルボーサが右フックをヒットさせる。被弾し顔が横に向くも何事も無かったように構え直しリズムをとるブルゴス。3秒間見合った後、ブルゴスが突然よろよろと下がり始め、ケージに体をぶつけるとうつ伏せにダウンし失神。バルボーザの追撃にピクリとも動かずレフェリーは即試合をストップした。解説者が「お前はもうKOされているという感じです」と答えたように多くが『北斗の拳』を想像しただろう。
勝ったバルボーザは「さっきコーチにえっ、何で?と質問した。相手がグラついたところはあったが、まさかあそこでフィニッシュになるとは思わなかった」と驚いた様子だった。
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