【UFC】ファーガソンに圧勝のダリウシュ「ヒールホールドで破裂音が聞こえた。それでも戦った彼はゾンビだ」
『UFC 262』
2021年5月16日(日・日本時間)米テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター
▼ライト級マッチ
●トニー・ファーガソン(アメリカ)
判定0-3 ※27-30×3
○ベニール・ダリウシュ(イラン)
元UFC世界ライト級暫定王者のトニー・ファーガソンは19年まで12連勝していたが、昨年から2連敗し現在ライト級5位。対するダウリシュは世界ノーギ柔術選手権 茶帯ミドル級 優勝したグラップラー。同級9位で現在6連勝中だ。
1R、ダリウシュは圧力をかけパンチを振るが、ファーガソンはうまくかわし当てさせない。ダリウシュの蹴りがヒットし始めパンチからタックルでテイクダウンに成功。下からファーガソンが三角締めを狙う。それを抜いたダリウシュはパウンド連打。サイドポジションを狙いつつパウンドを打つダリウシュだがファーガソンはしっかりガード。このラウンドはダリウシュが優勢。
2R、再びダリウシュがパンチから組みつくと、ファーガソンは倒れながら腕を絡めダリウシュを絞めようとするが、ダリューシュ逃れパウンドを連打。立ち上がろうとするファーガソンの左足を捕まえヒールホールドに。苦しそうなファーガソンは右足で懸命に上からダリウシュに踵を落とし蹴る。極まったかと思われたが、ファーガソンは何とか逃れる。
3Rも ダリウシュ圧力かけパンチで前に出てタックルに行くとファーガソンはスタンドのままフロントチョーク。しかしダリウシュはパワーでファーガソンを持ち上げてキャンバスに叩きつける。続けてファーガソンは下から三角絞めを狙うが、ダリウシュは足を外す。以降ダリウシュはサイドポジションをとり、パウンドを落とすなどリードし、ダリウシュが3-0の判定で圧勝した。勝ったダリウシュは7連勝、負けたファーガソンは3連敗となった。
試合後のインタビューでは2Rのヒールホールドにで「大きな破裂音が聞こえた。大きなダメージがあったと思うが何事も無かったかのように戦い続けた、彼はゾンビだ」とファーガソンを称えた。
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