【K-1】壬生狼一輝、野田蒼に苦戦も無敗キープで1回戦突破
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~』
2021年5月30日(日)神奈川・横浜武道館
▼第2試合 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
◯壬生狼一輝(日本/力道場静岡)
判定2-1 ※28-29、30-29×2
●野田蒼(日本/月心会チーム侍)
壬生狼は昨年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、今年3月に無敗のままKrushバンタム級王者に。戦績は10戦10勝(2KO)。記者会見などでのプロレスラー・大仁田厚を意識した口調も注目を集めている。
野田はK-1甲子園2020 ‐55kg王者で、スピード感ある蹴りと柔軟なファイトスタイルを武器にKrushで経験を積んでいる。壬生狼とはアマチュア時代にK-1甲子園2018で対戦し、この時はパンチで鼻を折られたが野田が勝利している。
1R、前に出て圧力を掛けていく壬生狼。野田はロープ・コーナーを背にするが、飛びヒザを放ち、アッパー、ストレートとカウンターで壬生狼を攻める。だが、1Rは壬生狼が圧力を掛け続けて終わる。
2R、やはり壬生狼は圧力を発していく。だが野田は追い込まれながらも的確にブロックし、右ストレートのカウンターを飛ばす。野田はロープ際を回って壬生狼の圧力をさばく。壬生狼のプレッシャーに、野田はカウンターと打ち返しで対抗する。
3R、壬生狼はやはり前に出る。野田はフットワークを落とさず自分の距離を作る。そしてディフェンスからの打ち返し、カウンター。壬生狼のローが野田にローブローとなり一時中断となった後で再開。
壬生狼はプレッシャーを落とさずパンチを強振。野田はこれを前蹴りで止めに掛かりカウンターで応戦。両者終了直前は打ち合うが、どちらも適打は見られない。
判定はまず29-28で野田、続いて30-29壬生狼と割れ、最後の一者は30-29で壬生狼。苦戦したが無敗を守った壬生狼が準決勝に進んだ。
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