【RIZIN】初代フェザー級王者・斎藤裕が薄氷のスプリット判定勝利、アゼルバイジャン強豪ケラモフのテイクダウンに苦戦
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.28』
2021年6月13日(日)東京ドーム
▼第3試合 RIZIN MMAルール 66.0kg
〇斎藤 裕(パラエストラ小岩)
判定2-1
●ヴガール・ケラモフ (ORION FIGHT CLUB/アゼルバイジャン)
斎藤は修斗世界フェザー級王者として昨年8月からRIZINに参戦。11月に初代RIZINフェザー級王座を朝倉未来と争い、判定で降し王者となった。クレバーながら常に全力で相手に向かうファイトスタイルと共に、その朴訥とした飾らない言動でも人気を集めている。
対するケラモフはアゼルバイジャン出身で、RIZINライト級王者であるトフィック・ムサエフの同門ファイター。昨年2月の『RIZIN.21』ではカイル・アグォンと対戦し、判定勝ちを収めている。
1R、斎藤のローに合わせ、ケラモフはストレートを合わせ、足も取ってテイクダウン。ロープ際まで進んで立ち上がった斎藤だが、ケラモフはすぐに組みつき、投げを放ち、斎藤はロープの間からリング外に出てしまう。
リングに戻った斎藤だが、右眉の下にカットが見られ、ドクターがチェックし止血の後で再開となる。しかしケラモフのローが斎藤の下腹部に入ってしまい、再び中断に。
タックルに出たケラモフを斎藤が受け止め、両者コーナー際でテイクダウンを巡り攻防する。ここはケラモフが斎藤を押し倒して初回を終える。
2R、斎藤はフックから組みつきテイクダウンを狙うが、ケラモフはこらえる。しかしロープとショーツを掴む反則があり(ケラモフは否定)イエローカードが提示される。
斎藤のローに合わせてケラモフがタックルでテイクダウン。ケラモフは抑え込み、斎藤は残り1分半のところでようやく蹴り放して立ち上がる。
斎藤はフックを振るいケラモフがバランスを崩してマットに倒れたところでサッカーボールキック。そして立とうとしたケラモフの背後に回り、ヒザを顔とボディに打ち込んで終える。
3R、ミドルからパンチを狙った斎藤にケラモフがタックルでテイクダウン。しかし斎藤はロープ際で立ち上がる。斎藤は再び前に出るが、ケラモフがローにタックルを合わせてテイクダウン。あまり時間を使わず立ち上がる斎藤だが、右眉下の傷から再び出血。
ドクターチェックの後で再開し、ここでもケラモフがフックからのタックルでテイクダウン。斎藤はパンチとヒジを頭部に放ってた立ち上がり、ケラモフにカーフキックを当て、空振りとなったが右フックを放って終える。
判定は1-1に割れ、最後のジャッジは斎藤を支持。納得いかない様子のケラモフだったが、斎藤が王者第1戦を僅差で制した。
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