【RIZIN】扇久保博正が春日井に勝利、巧みなグラウンドコントロールで7年ぶりの再戦を制す
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.28』
2021年6月13日(日)東京ドーム
▼第5試合 RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント1回戦
〇扇久保博正(パラエストラ松戸/第6代修斗世界フライ級王者、第8代修斗世界フェザー級王者)
判定3-0
●春日井寒天たけし(志村道場/HEATバンタム級王者、初代HEATフライ級王者/初)
扇久保は修斗でフライ&バンタムの二階級制覇の実績を持ち、打撃、レスリング、寝技と全局面で高いレベルを持つオールラウンドファイター。2020年のRIZINバンタム級王座決定戦では朝倉海にTKOで敗れたが同年11月には瀧澤謙太を破り復活勝利を挙げた。
対する春日井も名古屋を拠点とする格闘技団体HEATで二階級制覇を成し遂げた選手。他にも修斗、DEEP、パンクラスに参戦経験を持ち戦績は26勝7敗1NC。今回がRIZIN初参戦。二人は2014年、VTJのトーナメント1回戦で対戦しており扇久保が判定勝利。再びトーナメントの1回戦で顔を合わせた形となる。
1R、速いリズムからジャブを飛ばす春日井に対し扇久保はインロー。スイッチしつつロー、ハイキックの扇久保に対し身長で8㎝上回る春日井はリーチを生かしジャブ、ストレートと長いパンチ。組みになると扇久保はコーナーへ押し込むと離れ際にミドルキックを当てる。さらに再びコーナーへ押し込むと今度はダブルレッグから春日井に尻餅をつかせる。
2R、ロー、ミドルの扇久保に春日井は蹴りを返す。春日井の蹴り足を掴んで組みに行き、もろ差しからテイクダウンは扇久保。春日井はクローズドガードを取り下から細かいパンチ。扇久保は脚をまたいでハーフガードへ移行、しっかり固めつつヒジやパウンドを落としていく。立ちに来た春日井だが扇久保ががぶってヒザを当てる。
3R、左ミドルは扇久保。春日井はパンチで前へ出るとタックルも見せる。距離を詰めるのは春日井、そこへ扇久保は組みついてテイクダウンに成功。脚をまたいでハーフを取った扇久保に春日井はブリッジで跳ね上げて脱出するが、すぐさま扇久保がシングルレッグで倒しハーフガードに戻す。何とか起き上がろうとする春日井だが扇久保は巧みなグラウンド技術でそれを許さない。最後は上下からパンチを打ち合い試合終了。判定は3-0で扇久保。グラウンドコントロールで上回り、7年ぶりの再戦を制した。
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