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【RIZIN】元UFC井上直樹が衝撃の1R TKO勝利、石渡伸太郎がうつ伏せにマットに崩れる

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2021/06/13(日)UP

強烈なパンチをヒットさせる井上

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.28』
2021年6月13日(日)東京ドーム

▼第6試合 RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント1回戦
●石渡伸太郎(CAVE/第2代パンクラスバンタム級王者)
TKO 1R 1分58秒 ※サッカーボールキック
〇井上直樹(Serra Longo Fight Team)

 石渡は元パンクラス王者でRIZINでは17年のバンタム級トーナメントで決勝に進出。堀口恭司に敗れたが、その後も“バンタム級四天王”の一人として活躍する。しかし首のヘルニアで欠場が続き、今回は19年の大晦日以来、1年半ぶりの参戦となる。

 元UFC戦士の井上は鳴り物入りで昨年2月にRIZIN初参戦。その後はRIZINで3戦無敗、2連続一本勝ちを上げている。前戦ではバンタム級四天王の元谷友貴を1R裸絞めでフィニッシュしており、ファンの間では今大会の“裏の優勝候補”と呼び声が高い。

石渡(左)がダウン、井上(右)がKO勝利した

 1R、石渡はサウスポー、井上はオーソドックスで互いにカーフキックを飛ばす。井上は蹴りを上下に振って石渡にプレッシャーを掛けロープを背負わせる。しかしここで石渡がカウンターの右フックを決め、これに井上は一瞬膝をつく。石渡は攻勢となり追っていくが、井上はフックを見切ってかわし右ストレート。石渡はこれに足が泳ぎ、井上は右アッパー、左フックと追撃。さらに右で倒れたところにサッカーボールキックを顔に打ち込み、ここでバトンが入り井上の初回勝利となった。

 口下手な井上はマイクアピールする文をスケッチブックに書いて用意してきており、「今回も得意のチョークで勝ててよかったです」と予想は外したが、「このまま勝ち抜いて優勝します。いつもお世話になってるみなさんありがとうございます。本日もたくさんの応援ありがとうございました」と全文をRIZINガールに読んでもらい、快勝に笑顔で退場した。

▶︎次ページは【写真11点】井上直樹、KOの瞬間の連続写真

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