【RIZIN】サトシ・ソウザがムサエフに“芸術的な三角絞め”で一本勝ち!涙のライト級王座戴冠
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.28』
2021年6月13日(日)東京ドーム
▼第8試合 RIZIN ライト級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 71.0kg
●トフィック・ムサエフ(ORION FIGHT CLUB)
一本 1R 1分12秒 ※三角絞め
〇ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
ムサエフは散打世界王者にも輝いた殺傷力あるパンチを武器に、2015年から現在14連勝中。RIZINでは19年のライト級トーナメントに参戦し、決勝でベラトールの強豪パトリッキー・“ピットブル”・フレイレを下し優勝を果たした。
その後はコロナ禍とともに、昨年9月に始まったアゼルバイジャンとアルメニアの紛争『ナゴルノ・カラバフ戦争』での徴兵により2020年はMMAを行っていない。
対するサトシは数々の柔術大会で優勝を重ねた“柔術界の至宝”。こちらも19年のRIZINライト級トーナメントに参戦したが、1回戦でジョニー・ケースの打撃を左目に受けタップアウトで初黒星を喫した。しかし翌年8月に矢地祐介を1R TKOに下して再起を遂げ、今年3月には元パンクラス王者・徳留一樹に三角絞めで一本勝ちしている。
両者による王座戦は昨年末の大晦日にも構想されたが、ムサエフが徴兵から戻ってこられずに流れており、満を持しての対戦となる。
1R、サトシはすぐにタックルで向かい、これはムサエフが足を引き決めさせない。サトシはすぐに再度のタックルに出て、テイクダウンを仕掛けるが、ムサエフがまたこらえると、引き込んでグラウンドへ。するとすぐに三角絞めを仕掛け、腕十字を交えて最後は再び三角絞めで極め切り、ムサエフがタップ。サトシが王座奪取を果たした。
勝利したサトシは涙ながらに周囲への感謝を語り、続けて「約束来たよ、RIZINのベルト戻ったよ!」と自身がRIZIN王座を日本に戻すと約束していたことに言及。
さらに亡くなった父に「お父さん見て、できたよ。ちょっと時間がかかったから今日一緒にいないけど、私の人生変わった、できたよ。ほんとにありがとう」と感謝をし、「みんな(朝倉)ミクル好きだけど、私の弟応援お願いします」と大会メインに出場する弟分のクレベル・コイケにエールを送った。
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