【RIZIN】那須川天心が“vs3人マッチ”で大﨑孔稀・HIROYA・所英男と戦い抜く、HIROYAからダウンを奪う場面も
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.28』
2021年6月13日(日)東京ドーム
▼セミファイナル(第9試合) 那須川天心vs.3人スペシャルマッチ
那須川天心(TARGET/Cygames)
勝敗なし
大﨑孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、X=所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
キック39戦無敗の神童・那須川天心がこれまでにない戦いへ挑む。1Rずつ対戦相手を変えて3Rを戦う変則マッチ。ルールはボクシングに準じるがバックブローなどもOKとされる。
その相手となるのが大﨑孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、そして当日発表の『X』
第1試合、1人目は大﨑孔稀。21歳で24勝5敗1無効試合の戦績を持ちBOMバンタム級王者、WMC日本スーパーフライ級王者、J-NETWORKスーパーフライ級王者の実績を持つムエタイをベースとする選手。24勝のうち16KOと軽量級ながら高いKO率を誇る。
第2試合、2人目は大晦日にシバターと戦ったHIROYA。榊原代表の勧めで出ることになったといい、戦績は38勝(20KO)18敗で、現在は一線から退いているものの、那須川61.85kgに対し約13kg重い74.30kg、そのためHIROYAは10オンス、天心は8オンスのグローブで戦う。
そして3人目としてVTRで発表されたのはMMAファイターの所英男。動き続けるアグレッシブな寝技を武器に2001年からプロとして長く活躍。昨年の大みそかにはRIZINでレスリング五輪銀メダリスト太田忍と対戦し1Rで一本勝利を収めている。
1Rは大﨑。互いにシューズを着用し、ワンツーを飛ばす大﨑に那須川もワンツー。那須川のジャブが顔面を捉える。那須川のボディに大﨑も強い右フックを返す。互いに強いパンチを振り合うなか那須川の左フックが当たるが大﨑はひるまず前へ出ると右ストレートを当てる。前に出てくる大﨑を冷静に見て、下がりながらパンチを合わせる那須川。最後まで互いにパンチを出し合いラウンドが終了。
2RはHIROYA。ガードを固めてジリジリと前へ出るHIROYA。そこへ那須川は強い左アッパー。ジャブで距離を取りながらストレートやボディを当てる那須川。HIROYAはほとんど手数が出ないが那須川の左に合わせて右クロスを返す。那須川はボディへ左右の連打を打ち込むと詰めてくるHIROYAをステップで捌く。ガードの隙間にアッパーを打ち込む那須川。そして再び右アッパーをガードの間に差し込むとHIROYAは後ろへ転ぶようにダウン。立ったHIROYAに那須川が走って行ってスーパーマンパンチを放ったところでラウンド終了。
3Rは所英男。飛び込んで大きな右ストレートの所。所のジャブに右を合わせる那須川。所は得意のバックブローも見せる。左を起点に飛び込み近距離からパンチを狙う所。那須川はそこに左右のフックを当てるが所はひるまない。思い切ってパンチを振ってくる所のパンチをかわし、那須川が右ストレートを当てるとこれが効いて所がぐらつく。
コーナーへ詰めてショートアッパーを当てる那須川。所はふらつきながらも最後までアグレッシブに攻めるが那須川は余裕をもってさばき試合終了。異なる3人を相手に確かなボクシング技術を見せて戦いを終えた。
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