【RIZIN】サトシ&クレベル“ボンサイ柔術”ヤマニハが1回戦突破!レスリングエリート倉本との激闘を制す
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.29』
2021年6月27日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
▼第9試合 RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント1回戦
RIZIN MMAトーナメントルール:5分3R(61.0kg)
●倉本一真(修斗GYM東京)
判定0-3
〇アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブルテリア・ボンサイ/初)
ヤマニハは、2週間前の「RIZIN.28」でライト級新王者となったホベルト・サトシ・ソウザ、朝倉未来を三角絞めで失神させ勝利したクレベル・コイケと同じブルテリア・ボンサイ所属の日系ブラジル人。主にパンクラスで活躍しMMAキャリアは11年のベテラン。柔術黒帯の実力を持ちながら、これまで17勝のうち4つのTKO(3一本)があり打撃でも寝技でもフィニッシュできる能力を持つ。
対する倉本はレスリングで2012年~2014年まで天皇杯全日本選手権グレコローマン60kg級3連覇を果たしたレスリングエリート。18年に修斗でデビューすると7連勝。豪快なジャーマンスープレックスを決めることから“投神”の異名を持つ。昨年8月には女子レスリング48kg級で、リオ五輪金メダリストの登坂絵莉との入籍を発表し話題となり、大晦日のRIZINデビュー戦では中原太陽をサッカーボールキックで初回TKOに下し、打撃の実力も見せつけた。
1R、ヤマニハは飛びヒザ、カウンターのストレートと倉本を攻める。倉本が右フックを効かせても、ヤマニハは左フックをクリーンヒット。たまらず倉本が組んできてもヤマニハはヒザを連打で突き上げる。フロントスープレックスを狙った倉本だがアランが潰して不発に。グランドでもつれたところでヤマニハは下から三角絞めを見せるが、これは倉本がバスターで極めさせない。
2R、ヤマニハは手を広げて来いと誘うが、倉本は乗って行かずフットワークからのフック。そしてタックルで向かうが、これにヤマニハは首をとらえてフロントチョーク。グラウンドに引き込み絞め上げるが、倉本は頭を抜いて脱出する。
ヤマニハのストレートを受け、倉本はグラつきタックルに出るが取り切れない。倉本はバックブローを2連続で見せ、これでヤマニハの右目じりをカットする。ヤマニハはドクターチェックを受けるが試合続行。
3R、右スイングフック、タックルのフェイント、バックブローと見せる倉本だが、ヤマニハはかわし、逆に右ストレートを当てる。
しかしタックルで出た倉本はヤマニハをテイクダウンし、パウンドで攻勢。足関を狙うヤマニハを振りほどき、倉本はパウンドと踏みつけで攻めて試合を終える。
判定は3-0でヤマニハ。サトシ、クレベルに続きボンサイ柔術の強さを見せた。
勝利したヤマニハの横にはセコンドについたサトシが立ち、ヤマニハはチームへの感謝を述べ、「また応援してください。ありがとうございました」と語った。
▼この試合の動画
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