【DEEP】フライ級暫定王者・藤田大和がKO勝利!山本聖悟を右ハイキックからのパウンド葬
DEEP事務局
『DEEP 102 IMPACT ~20th Anniversary~ 』
2021年7月4日(日)東京・後楽園ホール
▼第6試合 DEEPフライ級 5分3R
〇藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)
KO 3R ※パウンド連打
●山本聖悟(フリー)
藤田はボクシングでアマチュア5冠を達成し、MMAに転向。プロデビュー戦となった17年のRIZINで那須川天心とMMAで対戦し判定負け、同年末にキックルールで再び那須川と対戦しKO負けを喫したが、その後はDEEPでキャリアを積んだ。3連勝で迎えた今年2月のDEEPフライ級暫定王者決定戦では渋谷カズキをカーフキックで追い込み、サッカーボールキックでフィニッシュ。MMA王者として初のベルトを腰に巻いた。
対する山本は韓国のMMAプロモーション「ROAD FC」を主戦場とする逆輸入ファイター。10代で暴走族の総長となり少年院への入所も経験。その後総合格闘家を志し、16年3月のDEEP名古屋大会でプロデビュー。GRACHAN、HEAT、PXCで経験を積んだ後に韓国へ渡り、19年にはROAD FC 2019 KO AWARDを受賞する高い評価を受けた。今年3月RIZINに初参戦。村元友太郎にKO負けを喫し、今回が再起戦となる。
1R、両者まずは打撃の探り合い。山本の回転ヒジが当たって気にする素振りを見せた藤田だが、組みついてフロントチョーク。しかしここは山本が体を離す。両者その後の打撃戦は互いに警戒してまだ深入りしない。
2R、右ローを蹴り溜める藤田。山本は足を引いてローを空振りさせ、上回るリーチでストレートを飛ばして狙う。だが、このラウンドもやはり両者警戒気味となり激しい交錯にはならない。ローを放つ藤田に対し、山本はジャブと前蹴りを飛ばす。
3R、両者間合いを詰めるが、互いにディフェンスが的確でクリーンヒットさせない。しかし藤田が左フックでアゴをとらえ、山本は一瞬片膝をつく。そして藤田は右カーフキックを効かせ、続けて右ハイキック。これで倒れた山本にパウンドをまとめ、ノックアウトした。
藤田は勝利者マイクで「前回フライ級暫定王者になって、気持ちをより一層引き締めて取り組んできました。でも最初あんまりアグレッシブに行かなくてすみません。フライ級盛り上がっているので、自分がもっともっと強くなってトップ目指して頑張るのでよろしくお願いします」と語った。
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】牛久絢太郎vs中村大介、水野竜也vsジョアンオ・バティスタ・吉村ほか『DEEP 102 IMPACT』生中継・配信情報=7.4後楽園
・【DEEP】大原樹理が悲願の戴冠へ意気込み「しっかりベルトを巻きたい」DEEP4連勝の大木良介「どの場面でも仕留める」=前日計量
・【DEEP】王者・水野竜也が計量パス、ジョアンオへのリベンジ戦に「100%出し切る試合をします。それだけ」と意気込み
・【DEEP】リベンジに燃える王者・牛久絢太郎「挑戦者らしい試合を」41歳を迎えた中村大介「元気はつらつで2階級チャンピオン」と奪取宣言=前日計量
・【DEEP】試合結果速報中=2021年7月4日(牛久vs中村のフェザー級タイトル戦など)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!