【K-1】卜部功也、4度目対戦の大沢文也に判定完勝
飛びヒザ蹴りを繰り出す卜部
K-1実行委員会
『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ～K-1ライト級タイトルマッチ～』
2021年7月17日（土）福岡国際センター
▼第10試合 スーパーファイト/K-1ライト級
〇卜部功也（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
判定3-0 ※30-29×2、30-28
●大沢文也（TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER）
互いにパンチを出す大沢（左）と卜部
卜部はK-1においてこれまでライト級とスーパー・フェザー級を制覇。一度は引退を考えるも、昨年9月に1年2か月ぶりの復帰戦を行い判定勝利。前戦は今年3月の『K’FESTA.4 Day.1』で強打の蓮實光を判定で下し2連勝を飾っている。
対する大沢はK-1グループで長年活躍し、2018年12月には世界最強決定トーナメントで準優勝。前戦は今年3月の『Krush.123』での延長判定勝利だ。
卜部のミドルが大沢の脇腹にめり込む
両者はこれまでKrushで2009年12月、2013年3月、同年6月と3度対決し、卜部が2勝1敗という戦績を残している。今回、約8年ぶり4度目の対決が今大会で実現となった。
1R、間合いを空けてフットワークを見せ、踏み込んでフックを顔とボディに打ち分ける大沢。卜部はこれをブロックしながら前に出るが、その後は大沢に組まれてしまい攻めを進められない。
2R、左ミドルからすぐに左ストレートを繋いで卜部は前に出る。これに組みつき対処する大沢だが、組みつき行為をレフェリーから注意される。ラウンド中盤から卜部は大沢をロープ際に詰め、ストレートを顔とボディに打ち分け、さらに左ミドルでも攻める。
3R、プレスして左ストレートと左ミドルを主軸に飛びヒザも混ぜ卜部は攻める。クリーンヒットは与えない大沢だが、ボディフックこそ当てるものの卜部に対し攻めていけない。卜部がプレッシャーを崩さず終了。
判定は30-29、30-28、30-29の3-0で卜部。両者の対戦成績は卜部の3勝1敗となった。
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