TOP > 試合結果個別

【RISE】田渕涼香が判定勝利で連敗脱出、手数と多彩なステップで花田を退ける

フォロー 友だち追加
2021/07/18(日)UP

前蹴りでリズムを作った田渕(左)

RISEクリエーション
『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA』
2021718日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場

▼第2試合 -48.5kg契約 3分3R延長1R
○田渕涼香(拳聖塾/RISEフライ級1位)
判定3-0 ※30-29×2、29-28
●花田麻衣(GROUND CORE)

多彩なステップワークと手数を見せた田渕(左)

 田渕は3歳からフルコンタクト空手を始め、世界総極真や全日本極真連合会など全国レベルのジュニア大会で優勝を重ねている空手家。現在もキックと並行し参戦し、5月にも大会優勝している。キックプロデビューから2勝2KOで迎えた昨年12月のRISEでは小林愛三から右ストレートでダウンを奪い、大金星を挙げた。しかし今年2月にはミニフライ級王者・寺山日葵に、また4月には再戦の小林にいずれも判定負けを喫している。

 相手の花田はソフトテニス歴20年のアスリート。17年にキックデビューし、打ち合い上等のスタイルで関西中心に活躍してきた。得意技はテニスで鍛えた右の強打で、19年にはNJKFの強豪王者・sasoriからダウンを奪ったこともある。

 1R、両者ともにオーソドックスの構え。田渕が前蹴りとローキックでリズムを作る。相手を観察するように待ちの体勢の花田。田渕の飛び込んでの右、花田の被せるようなフックが冴える。手数で田渕が主導権を手にしている印象。

 2R、花田が積極的に前に出るが、田渕の右が続けてヒット。1Rより距離が縮まった展開だが、コツコツと田渕が攻撃を当ていく。さらにバックスピンのハイキックを見せるなど、引き出しの多さを見せる田渕。田渕のリズム良い左右の動き、接近戦では相手の死角に回り込むステップワークに、花田は自分の戦いができない様子。

 3R、パンチがヒットしないからか、さらに強引に前に出る花田。接近の混戦、花田のパンチがヒットし田渕が一瞬ぐらつく場面も。試合残り1分、疲労の色が濃い両者。花田が組んだ瞬間、思わず、田渕を投げてしまい反則。再開後、パンチのラッシュを仕掛ける田渕。結局、判定3-0で田渕が勝利。連敗から抜け出した。

※全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・【RISE】田渕涼香が公開練習で空手型・セイエンチンを披露、相手の呼吸を読み「倒しに行く」

・【RISE】7.18 大阪大会 試合結果・速報(-53kgトーナメント1回戦、鈴木真彦vsテーパリット、大雅vs中村寛など)

・【RISE】「前日計量全結果」-53kgトーナメント、元K-1王者・大雅、元WBC王者テーパリットほか計量パス=7.18大阪

・【テレビ・配信】7.18大阪 53kgトーナメント開幕、解説に那須川天心『RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA』生中継・配信情報

・【RISE】王者ベイノア、今回は”芸人”として本日の大阪大会の前説へ「タオル買って応援してね、前説の」

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連記事

」をもっと見る
こんな記事も読まれています

TOP > 試合結果個別