RISE王者・大﨑一貴、IBFムエタイ世界王者・石井一成からダウンを奪い激闘を制する=53kgトーナメント1回戦
RISEクリエーション
『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA』
2021年7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場
▼メインイベント(第13試合) RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント 一回戦① 3分3R延長1R
◯大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※29-28×2、29-27
●石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション/IBFムエタイ及びWPMF世界フライ級王者)
大﨑はムエタイやヒジありルールを中心としてキャリアを積んでいたが、昨年2月RISEに参戦。僅か3戦目で王者・田丸辰に完勝して王座を戴冠した。強烈な蹴り技に加えて、左右のボディフック、右ストレートなどの破壊力が武器だ。
今回対戦する石井は、殺傷能力の高いパンチとスピードを武器とするファイターでIBFムエタイ世界フライ級王座をはじめ多くのタイトルを獲得してきた超強豪。
両者は、過去3回拳を合わせた自他共に認めるライバル関係だ。2度の引き分けを経て臨んだ2018年12月のKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメントの決勝では、石井が僅差の判定で勝利を収めている。
1R、腰を落としパンチで詰める大﨑に対し、アップライト気味に構え、回りこんではミドル、ローを蹴る石井。ほぼ互角と見えたが、ラスト15秒、大﨑の左右のフックがヒット。石井から鼻血がのぞく。
2R、石井がステップをやめ、距離を詰めては素早いパンチコンビネーション。石井の左ボディがたびたびヒットする。石井がステップに戻し、回りこんではロー、左ボディをヒットさせる。石井はさらに踏み込む大﨑に顔面ヒザ蹴りのカウンターも。
中盤、両者ほぼ足を止めての殴り合いに。大﨑は顔面右フックに、石井は左ボディ。
後半は石井も前蹴り、ミドルと蹴り数を取り戻す。しかしラスト20秒、またも打ち合いに応じる石井。ロープ際、ボディワークでかわしながら打つ石井だが、ここで大﨑の左フックがヒット。石井は痛恨のダウンを喫してしまう。
3R、石井がゴングから激しいパンチラッシュを開始。前に出ては、左ボディからヒザとコンビネーションを切らさない石井。石井の左右フックがボディばかりでなく顔面にもヒット。さらには飛びヒザもヒットさせる。
中盤を過ぎても石井のラッシュは衰えず、左フックを何度も大﨑にヒットさせる。しかし崩れず、時折狙いすましたフックを狙う大﨑。
ラスト1分、何度も互いに同時にフックをヒットさせる場面も。ラスト15秒、ついに石井の右フックに大﨑の動きが止まる。ここぞとばかりに何度も打ち込む石井だが、大﨑は倒れず、ここでゴング。
判定は、2者が29-28、1者が29−27で、2Rでダウンを奪った大﨑が勝利。石井にリベンジを果たした。
大﨑はマイクで「石井選手。僕1敗2分で一回も勝ったことない選手で、前回負けてしまってすごい悔しい思いをして。やっと借りを返す事が出来ました。これで1勝1敗2分になったんで、どこかでまたやることがあると思うんですけど、そこで最後決着をつけましょう」と、ライバルに最終決着のメッセージを残し、さらにトーナメント優勝を誓った。
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