【ボクシング】バッティングでわずか16秒の王座戦、ロドリゲスが出血中止で井上尚弥「これはちょっとえぐい」
本日15日(現地時間14日)米カリフォルニア州カーソンにて行われたカシメロvsリゴンドーのタイトル戦の前座で[WBAバンタム級暫定王座決定戦]が行われ、19年5月に井上尚弥と対戦した元IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(29=プエルトリコ/同級7位)が参戦。同級2位のアントニオ・ラッセル(28=米)と対戦したが、わずか16秒、バッティングでロドリゲスが負傷し、無判定(ノー・デシジョン)となった。
試合はラッセルが右フックで前に出たところ、ロドリゲスがかわし、前に出て左フックを打とうとしたところ、バッティングとなりロドリゲスがダウン、鼻筋から出血し、キャンバスに血が滴る。うずくまり苦しむロドリゲスの姿にレフェリーが試合を止めた。ロドリゲスは鼻骨骨折の疑いがあるという。
ラッセルは「ジャブを打とうとして前に出た。そのあとフックと思ったが、ぶっつかってしまった」と状況を説明。そして「4ヶ月間、トレーニングで最高の準備をしてきた。こんなことになってしまって残念。いいパフォーマンスを見せたかった。ロドリゲスに準備をしてもらって、是非また対戦したい」と語った。
ロドリゲスはリング上で応急処置し「怪我が治ればラッセルとこの一戦をまたやりたい」と希望した。
ゲスト解説の井上尚弥はこのバッティングに「これはちょっとえぐい。お互い出会い頭のバッティングだったので悔やみきれないですけど、致し方ないのかなと」と不慮のアクシデントを慮るようにコメントした。
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