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【ボクシング】元世界4階級制覇王者ゲレロが元WBC王者オルティスに競り勝つ

2021/08/22（日）UP

ロバート・ゲレロ（左）がビクター・オルティス（右）に勝利

　元世界4階級制覇王者のロバート・ゲレロ(38=米）と元WBC世界ウェルター級王者のビクター・オルティス(34=米）のウェルター級10回戦はゲレロが判定3-0（3者とも96-94）でゲレロガ勝利した。

　序盤から互いに一進一退の両者だったが、ゲレロの的確なパンチがたびたびヒットしやや優勢な展開。３Rにオルティスは右目尻をカットし流血。以降、オルティスは長身のゲレロに対し頭をつけながら接近戦に切り替える。頭をつけるほど前に出てゲレロパンチを避ける。それでも被弾はするが、７Rからはゲレロがやや失速、オルティスがパンチを入れ始めやや優勢に転じゲレロ。頭をつけながらの接近戦に身長の低いオルティスは細かくパンチを当てる。ゲレロは左目が腫れ始める。

　最終の10R、身体を低くし、頭をつけながら前に出るオルティス、押され戦いにくそうなゲレロだったが、最後は下がりながら自身の距離で連打を見せ、判定でゲレロが勝利した。

　※「パッキャオvsウガス」この大会の全試合結果

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