【ONE】元RIZIN王者ハム・ソヒが流血接戦で判定勝利、“優勝候補対決”を制し4強入り
ONE Championship
『ONE:EMPOWER』
9月3日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼総合格闘技 アトム級ワールドグランプリ
●デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
判定1-2
〇ハム・ソヒ(大韓民国)
第2代DEEP JEWELSアトム級王者、初代ROAD FCアトム級王者の肩書を持つハム・ソヒは、19年大晦日のタイトル戦で浜崎朱加を下しRIZIN女子スーパーアトム級王座を戴冠。しかし昨年10月に王座を返上し、ONEへの電撃参戦を発表していた。
対するザンボアンガはONEアトム級ランキング1位でMMA8戦無敗の選手。1回戦でいきなり優勝候補同士の対戦となる。
1R、ザンボアンガはオーソドックス、ソヒはサウスポーで向き合う。ダッシュしたザンボアンガはソヒを金網に押し込んでテイクダウンを狙うが、ソヒはこらえて倒れない。ザンボアンガは押し込み続け、ソヒもこれをこらえるが、最後にザンボアンガが足を刈り尻もちを着かせて終える。
2R、ソヒは前重心になり右手での探りから左ストレートを伸ばす。ザンボアンガはこの圧に出られない。しかし再びダッシュしてのタックルでソヒをテイクダウン。だがソヒは尻もちの状態で留めて立ち上がる。ザンボアンガは1Rに続き金網に押し込むが、レフェリーにブレイクされる。
3R、ソヒは右手でけん制して左パンチを振るう。組みつきたいザンボアンガだが、なかなか隙を見出せない。それでも再度勢いをつけ向かったザンボアンガだがソヒもこれを正面から迎え撃ち、両者偶発性のバッティングに。ザンボアンガは大きな裂傷を負ってしまう。長く中断となり終了かと思われたが再開。ザンボアンガは一気に出て組みつき、リフトアップしてテイクダウン。ソヒはクローズガードを組むが、ザンボアンガは金網際まで運んでソヒを立たせずコントロールする。そしてソヒに細かなパンチを放っていく。
判定は1-1で割れた後、最後の1者はソヒを支持。ザンボアンガの出血でコスチュームが真っ赤となったが、接戦を制した。
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