RIZIN女王・浜崎朱加がパンチの打ち合いで流血の激闘!パンクラス女王・藤野を判定で退ける
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.30』
2021年9月19日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第6試合 スペシャルワンマッチ RIZIN 女子MMAルール:5分 3R(49.0kg)
〇浜崎朱加(39=AACC)
判定3-0
●藤野恵美(40=トライフォース赤坂)
女子スーパーアトム級王者の浜崎は長く日本のトップを走り続けるファイター。15年に米Invicta FCでアトム級王者となって日本人初のMMA世界王者となり、RIZINに参戦すると18年に初代王座を獲得。19年末にはハム・ソヒに敗れ陥落するも20年末には山本美憂に一本勝ちを収め再び戴冠。今年3月には浅倉カンナとの再戦を制し防衛成功している。
対するはパンクラス女子ストロー級王者・藤野。2004年デビューのベテランファイターでこれまで数々の団体に参戦し、後ろに退かないタフファイトで戦い続けて来た。19年12月に行われたPANCRASEストロー級暫定王者決定トーナメント決勝戦で、見事一本勝ちで暫定王者獲得。その後、王者(UFC参戦中のヴィヴィアニ・アロージョ)が王座返上し、藤野が正規王者となった。
両者は12年に『JEWELS』で対決。ライト級(現ストロー級)初代女王の浜崎に、パワフルな打撃で藤野が”特攻”。浜崎は手数で劣勢となるも、マウントからのパウンドなどコントロールで上回り防衛成功している。互いにベルトを持っての再戦。女王対決を制するのはどちらか。
1R、サウスポーの浜崎にオーソドックスは藤野。リングの中心を取るのは浜崎。藤野は外を周りながらジャブを伸ばし、右のタイミングを狙う。左ボディから右ストレートを当てる浜崎。さらに右フックが藤野の顔面を捉える。時折浜崎のローが出るがほぼボクシングの展開。ヒット数では浜崎が上回る。
2R、すぐに距離を詰める藤野に浜崎は下がりながらストレートを当てる。ゆったりと構える浜崎に藤野はガードをしっかり上げて細かくリズムを刻む。ハンドスピードで上回るのは浜崎。右ジャブや左ストレートを的確に当てると、藤野の左目が腫れてくる。それでも圧をかけ続ける藤野、連打を振るって前へ出るが浜崎の右フックでヒザをつく場面も。
3R、駆けよってグローブタッチする二人。3Rになってもペースが落ちない。ワンツーを当てる浜崎。連打で詰めてくる藤野に下がりながらも浜崎がさらにパンチを返す。藤野は時折ふらつきながらも前に出ると、右のロングフックが当たるようになる。プレッシャーを増す藤野に浜崎も気合の声を発しながらパンチを返す。互いに最後までパンチを出し続け試合終了。判定は3-0で浜崎。パンチの上手さで上回り、RIZIN王者の確かな実力を見せた。
▼この試合の動画
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