【K-1】軍司泰斗がボディを削りまくり、Krush王者・新美貴士とのド突き合い勝負を制する
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~』
2021年9月20日(月・祝) 神奈川・横浜アリーナ
▼第10試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
◯軍司泰斗(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
判定 3-0 (30-29×2、30-27)
●新美貴士(日本/名古屋JKファクトリー)
軍司は左右のフックをはじめとするパンチのテクニックを武器に17年9月にはKrushバンタム級王座を獲得。18年スーパー・バンタム級に転向し、リベンジとベルト戴冠をかけて20年9月に玖村将史の持つベルトに挑んだが、判定負け。その後、フェザー級に階級を上げると、亀本勇翔と森坂陸に連勝している。
新美はサウスポーでガンガン前進して左ミドル、左右のフックなどの重い打撃をノンストップで出し続けるスタイルを武器に、20年に行われた『第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント』で優勝。その後は過去に敗れている斗麗と岡嶋形徒にリベンジを達成して、今回は満を持してK-1に参戦する。
1R、ゴングと同時に、新美がいきなり右フックで殴りかかる。しかし直後に新美が軍司に左ローでのローブロー。
再開後、軍司が左ボディ連打からの顔面フック。新美が明らかに嫌がる様子を見せ下がる。軍司がボディストレート、レバーへの左フックと連打し、さらに気合を入れるように吠える。新美はしのいだ後、ガードを固めて左ローを中心に前へ出る。
貰いながらも細かいパンチを連打する新美。軍司は変わらずレバー狙いからのヒザを入れるが、時折ガードの下がった顔面に、新美のフックを貰ってしまう。1Rから早くも激しい削り合いの様相だ。
2R、またもゴングと同時にガードを固め突っ込む新美。1R同様に額をつける距離になるが、軍司はボディにこだわらず顔面にもショートフック、アッパー。軍司が時折被弾しながらも前に出る。新美ももらいながらもショートフックからの左ローをやめない。
1R同様、常に接近戦の両者だが、軍司が前に出ては上下のパンチとヒザでまとめる場面が目立つ。
3R、新美の左フックが入る。しかし軍司はかまわず押し込んでは上下のショートフック。ロープに追い込み額をつけるようにしてパンチを連打する軍司。軍司のラッシュが止まると、すかさず新美が前へ出てフック、アッパー。新美のアッパーもよく入る。
ラウンド後半を過ぎ、軍司が覚悟を決めたようにガードも構わずストレートのラッシュ。新美もこれに呼応する。新美がパンチの隙を縫って左ハイを連打するも、軍司は頭をつけては前に出て殴りつける。両者は3R、最初から最後まで殴り合い続けた。
判定は3者とも軍司を支持。軍司が新美とのド突き合い勝負に競り勝った。
▶︎次ページは【動画】壮絶!軍司の怒涛のボディ攻め、耐える新美
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