【K-1】初参戦・石井慧がゴリゴリのパワーで愛鷹亮を下す、継続参戦を希望
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~』
2021年9月20日(月・祝) 神奈川・横浜アリーナ
▼第14試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R
◯石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)
延長判定 3-0 ※三者とも10-9(本戦判定は30-29、30-30×2)
●愛鷹亮(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
石井は柔道北京五輪金メダリストでHEAT総合ヘビー級王者。石井から「立ち技オンリーの試合にも挑戦したく、立ち技オンリーならK-1ルールで戦ってみたい」と要望があり、今回の参戦に至った。現在海外を中心にMMA戦を行い、直近の7月3日の試合でも1R一本勝ち。日本でも『HEAT』の王者として活躍しているが、立ち技とMMAの二刀流で頂点に立つことを目指している。
対する愛鷹は現在、K-1クルーザー級のトップファイター。19年には王者シナ・カリミアンを一撃KOして名を上げたが、現在は3連敗し後がなく、ここは負けられない戦いとなる。
1R、愛鷹が様子を見るように前蹴り、左ローを放ってゆく。サウスポーの石井は落ちついて前蹴りをさばき、重そうな左ローを放つ。
ガードを高く上げては詰める石井。石井が突然踏み込んで、パワフルな右フックを入れると愛鷹のアゴが上がり、のけぞり下がる。
R終わりにはハイキックも見せる石井。一発で終わりかねない、重量級ならではの緊張感が漂う。
2R、愛鷹が距離を縮めボディ。石井も左右フックで前に出る。石井のローにはジャブを合わせ、パンチをまとめる愛鷹だが、石井は変わらず固い顔面ガード。その代わり、愛鷹の右インローがよく入る。
3R、愛鷹の攻撃テンポが早くなる。愛鷹の右インローが走る。しかし石井も左フックのカウンターや、詰めてショートの連打。
後半、愛鷹が蹴り続けてきた右インローに、石井の前脚が流れる。内ももが赤く腫れている。しかし鉄壁の圧力で前に出る石井。ラスト30秒、石井がボディ連打から打ち合いに。
判定は2者が30−30のドローで、1者が30−29石井。延長戦へ持ち込まれた。
延長R、石井がパンチを放ち前へ出る。愛鷹はガードを上げ変わらず右ロー狙い。しかし石井も左ローを蹴り返すと、愛鷹が一撃でバランスを崩す。
中盤からは石井がパワフルに前進しては上下にパンチを入れてゆく。さらに石井が左ローを出すと愛鷹がまたもよろける。ついに石井がガードを下げ打ち合いに挑むと、石井の左ストレートがヒット。最後は乱打戦となったが、石井のパワフルさが目立った。
判定は3者とも石井を支持。勝利判定を聞いた石井は、雄叫びを上げ喜んだ。
石井はマイクで「無事に勝てて良かったです。12月5日、地元大阪で試合やりたいです。相手は誰でも大丈夫です」と大阪大会に向けアピールした。
▶︎次ページは【動画】K-1初挑戦の石井と愛鷹、ヘビー級ならではの激しい殴り合い!
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