【K-1】城戸康裕が山内佑太郎のラストファイトで涙のKO勝利
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~』
2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ
▼第15試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
〇城戸康裕(日本/谷山ジム)
KO 2R 2分25秒 ※左フック
●山内佑太郎(日本/HALEO TOP TEAM)
今大会で、引退試合をすることとなった山内佑太郎。2002年に全日本キックのリングでデビューした山内は、現在43歳。3年8カ月ぶりの試合(2018年1月「Krush.84」ジョーダン・ピケオー戦=KO負け)となるが、有終の美を勝利で飾りたいところだ。引退試合の相手を務めるのは、城戸康裕。ふたりはアマチュアで1戦、2013年8月のKrushで1戦と過去2回対戦している。最後のふたりの戦いは、どんな結末が待っているのだろうか。
城戸がプロデュースした煽りVTRに、山内も登場。敬老の日に合わせて、年寄りのふたりが、若い選手に負けない試合をしようと決意する内容だった。
1R、険しい表情で入場したふたりが最後の拳を合わせた。山内がプレッシャーをかけながら、右ローキック。城戸もローキックを返す。山内はローキック。城戸はミドルキック。山内がハイキックでバランスを崩すと、城戸はすかさずローキック。城戸はハイキック、これをガードする山内。城戸はローキックで削る。山内はカーフキックを返す。蹴り合う攻防となった。
2R、山内はプレッシャーをかけながらローキック。城戸の右フックが入り、山内はダウンを喫してしまう。立ち上がった山内に、城戸は左ハイキック。これを耐えた山内は、二段蹴り。城戸はバックブローで迎える。城戸の左フックでグラつく山内だが、ダウンにならず。だが、右フックで城戸が二度目のダウンを奪う。パンチを連打する城戸。最後は左フックが入り、山内がマットへ沈んだ。健闘を称え合う両者。
城戸は「いやー勝ちました。山内さんと20年間戦ってきて……、山内さんにも一言」と山内にマイクを渡す。
山内は「全日本キックで10年、Krushに出させてもらって43歳になりました。最後に強い人と対戦させてもらいたいということで、城戸選手と対戦させてもらいました。ありがとうございました。言いたいことが飛んでしまったんですが、僕は決してパワーやテクニックがあったわけではありませんが、応援してくれる人たちにいいところを見せたいと思い、20年以上、戦ってきました。こんな舞台で続けることができて感謝しています。ありがとうございました」と挨拶。
城戸は「山内さんは僕より5歳上なんですが、来年40歳です。僕は24年現役をやっているので、山内さん、復活するのを待っています。僕は50歳までやるぞ!」と叫んだ。
▶︎次ページは【動画】城戸、ラストマッチ山内に怒涛の“介錯”ラッシュ
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