【RISE】山口裕人の剛打爆発、曲者・稲石竜弥から2度ダウンを奪いオープンフィンガーグローブマッチ初勝利
RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』
2021年9月23日(木・祝)横浜・ぴあアリーナMM
▼第9試合 オープンフィンガーグローブマッチ -65kg契約 3分3R
○山口裕人(山口道場/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
判定3-0 ※29-27×2、28-27
●稲石竜弥(Team OJ/RISEライト級6位、第2代Bigbangライト級王者、第19代MA日本ライト級王者)
本大会で2試合組まれたオープンフィンガーグローブマッチの2試合目。
山口は勝っても負けてもKOの激闘派として知られ、KNOCK OUT、シュートボクシング、ホーストカップなど様々な団体で迫力の試合を展開してきた。今年5月にはRISE初のオープンフィンガーグローブに挑み、松本芳道からダウンを喫するも、判定=ドローの特別ルールにより引き分けている。
【写真5枚】山口裕人がオープンフィンガーグローブでダウン連発!
稲石は型にはまらないトリッキーなスタイルが持ち味の”変態”ファイター。その実力は本物で、三本のベルトを腰に巻いている。前戦は今年5月の「RISE149」で、元J-NETWORKライト級王者・杉本卓也に完封勝利を収めた。
1R、圧力をかける稲石は山口がフックで応戦。稲石は重い右ミドルから右フックで試合を組み立てる。山口は距離を詰め左から右のフック。稲石は冷静に左ジャブ、右ミドルで距離をとる。稲石が左バックハンドブローを見せると、お返しとばかりに繰り出した山口の右バックハンドブローで稲石がダウン。立ち上がった稲石を青コーナーに詰め、山口はフックを上下に散らし、右フックで2回目のダウンを奪取。立ち上がった稲石に山口が襲いかかるも、稲石はボディワークでゴングまで逃げ切る。
2R、プレッシャーをかけるのは山口。稲石は下がりながら左ジャブでけん制し、コーナーを背に足を揺らすパフォーマンスで挑発する。山口の強まる圧力に、稲石は下がりながらも左右ミドルで応戦。ダッキングした山口の頭にミドル気味の稲石の右ミドルがヒットし、山口がヒザを揺らす。
3R、稲石が左右フックから左ミドルに繋げるコンビネーション。山口の前進に左ミドルをカウンターで合わせる。前に出る山口へ稲石はジャブ、左ミドルをヒットさせ押し返す。至近距離のフックで稲石が右目上をカット。プレッシャーをかける山口へ稲石が左ミドルから右バックハンドのコンビネーション。山口も右バックハンドブローを返し、稲石はダッキングでかわす。両者ダメージを引きずるまま打ち合いを見せ、試合終了のゴングを迎えた。
ジャッジは3者とも山口。2度のダウンを奪った山口が、オープンフィンガーグローブマッチ2戦目にして初勝利を収めた。
マイクを握った山口は「ダウンとったあといけると思ったでしょ。めっちゃ効いてたんですよ。今も頭が痛い」と、稲石の攻撃によるダメージが大きく薄氷の勝利だったと明かした。そして「ABEMAの企画でオープンフィンガーとかやったら面白いと思います。一回考えてみてください」とオープンフィンガーグローブマッチをメインにした企画を提案。最後にファンへ自身のSNSのフォローを促し、笑顔でリングを降りた。
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