【RISE】ベイノアがねぎ魔神に判定勝利、“ねぎ収獲”に成功もキャラ勝負では完敗、大晦日参戦を熱望
RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』
2021年9月23日(木・祝)横浜・ぴあアリーナMM
▼第10試合 Super Fight!ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
○“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者、元J-NETWORKウェルター級王者)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム/同級9位)
ベイノアは極真空手で全日本軽量級王者になった空手家。キックでは17年にJ-NETWORKウェルター級王座、18年にはRISEウェルター級王座を獲得した。今年6月にはRIZINにMMA(総合格闘技)ファイターとして参戦。弥益ドミネーター聡志に敗れるも、スプリット判定まで持ち込む勝負強さを見せつけた。
対するねぎ魔神は、九州を中心とした西日本の選手たちが参戦している『RISE WEST』を主戦場にする、変わり種ファイター。ねぎを片手に宣材写真に収まるパフォーマンスを見せながらも実力は高く、今年6月のランキング査定試合に勝利しRISEミドル級9位の座を奪取。今回関東初上陸を果たす。
1R、積極的に距離を詰めるねぎ魔神。左フックを引っかけて回るベイノアを追うように圧力をかけていく。距離が離れるとベイノアは右ロー、右フックを強打。ねぎ魔神は体ごとぶつけるように距離を詰めるが、ベイノアが右バックスピンクックをみぞおちににヒット。ねぎ魔神の入り際にワンツーを合わせる。ねぎ魔神は雄叫びを上げながら至近距離で左右フック。ねぎ魔神の横っ面に左フックをヒットさせるが、ねぎ魔神は下がらない。
2R、ねぎ魔神の入り際にワンツーから左ボディ、右ミドルとコンビネーションを見せるベイノア。ねぎ魔神の左右フックにガードを固め、打ち終わりにパンチを上下に散らす。ベイノアのマウスピースが外れたのを機に、ベイノアの右脛からの出血をドクターチェック。再開後、左ボディからワンツー、右フックをねぎ魔神に叩きつけるベイノアへ、ねぎ魔神もガードを固めながら前進し、右ストレートからヒザ蹴りへ繋げる。笑顔を見せながら前進するねぎ魔神へ、ベイノアは右ヒザ蹴りをボディに連打。右バックスピンキックでさらにボディを狙う。
3R、ねぎ魔神がワンツーで打ち合いを仕掛ける。ベイノアは顔面へワンツー、バックスピンキックをねぎ魔神のボディに突き刺すも、ねぎ魔神の前進は止まらない。奇声を上げて笑いながら前進するねぎ魔神は、ベイノアの体を押し込み左右フック。ベイノアにロープを背負わせ右ストレートをヒットさせる。両手を広げ挑発するねぎ魔神へ、ベイノアはワンツーからアッパー。ヒット数はベイノアが勝るが、ねぎ魔神の圧力は衰えない。青コーナーを背負ったベイノアがねぎ魔神へ右ハイキックを浴びせたところで試合終了。ゴングを聞いたねぎ魔神は真っ先に両手を上げ勝利をアピールした。
判定はジャッジ三者が2ポイント差をつけてベイノアが勝利。RIZIN帰り初戦を勝利で飾った。
浮かない顔でマイクを握ったベイノアは「ねぎ!ねぎの試合でした。ねぎな試合でした」と、キャラクター勝負の敗北を暗に認めるコメント。「俺が勝ったら魔神の名前をもらうと言っていたので、明日からベイ魔神でいこうと思っていたんですけど、これじゃもらえないですね。でも勝ったので、成増の僕と子どもたちにねぎを送ってください」と、ねぎ魔神の勝利を祝福した上で、勝利の報酬を求めた。
また「勝って大晦日参戦をアピールしようと思ったんですが、伊藤代表だめですよね?なので査定試合をください」と、大晦日RIZIN参戦のための査定試合を要求。大晦日を含めた年内2試合の参戦を宣言した。
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