先代時津海親方が怒濤の突撃も惜敗、勝利の元パンクラス王者は朝倉未来戦を希望=【BreakingDown】
レディオブック株式会社
『BreakingDown Vol.2』朝倉未来の1分間大会
2021年9月26日(日)
▼【第26試合】無差別級 スペシャルワンマッチ
◯三浦広光(元パンクラス ウェルター級王者)
判定2-0
●坂本正博(元幕内 時津海)
三浦は2004年7月に総合格闘技でプロデビュー後、2010年4月にプロボクシングへ転向し、8勝(4KO)1敗の好成績を残した。
その後15年に11月にパンクラスでMMAに復帰し、4連勝でウェルター級王座を獲得。17年7月に王座陥落も、19年にはレッツ豪太と対戦し、1Rパウンド連打でTKO勝利を飾るなどいまだ強さは衰えず。前戦は今年6月のパンクラス・メインイベントで菊入正行戦だが、TKO負けしている。MMA戦績は14勝8敗。
坂本は先代時津海親方で、現役時の最高位は東前頭3枚目。十両優勝2回と技能賞4回を獲得している。2007年に引退し、時津海部屋の親方へ。
20年9月に、相撲協会での新型コロナウイルス対応ガイドライン違反であるゴルフへの参加で処分。また21年の1月場所中に、これもガイドライン違反である麻雀店へ出入り。協会より退職勧告の懲戒処分を受け、退職した。
試合は、まず詰める坂本が、胴タックル気味に一気にケージまで押し込む。ケージから逃れ、立て直そうとする三浦だが、坂本はがぶって構えさせない。体重差を跳ね除けらず、四つ組みのまま返せない三浦。
モロ差しから再度パワーでケージ際まで押しこむ坂本に、三浦もヒザを繰り出すが腰が入っていない。ここでブレイク。
ラスト30秒、再度組もうと、頭を低くパンチも繰り出しつつ突進する坂本だが、三浦はかわしてはたき込み。そのままケージに倒れこんでしまう坂本を、三浦がパウンド。そのまま首を取ろうとする三浦だが、坂本が立ち上がり、脅威のパワーで首を取られたまま突進。三浦をケージへ叩きつける。ケージへ追い込まれた三浦がヒザ蹴りを放つも、坂本は構わず押し付ける。ここでゴング。
判定は1者が引き分けをつけるも、2-0で三浦の勝利。パワーで押されながらも繰り出していった打撃が評価されたか。
三浦はマイクで「無差別級ルールで、未来選手、どうでしょうか。お願いします」と未来のほうを向き、頭を下げる。未来も「おおっ」と笑うも「冗談です」と取り消す三浦。
マイクはこれで終わったが、解説席の未来は「僕もBreaking Down出たいと思ってるんで、出る時は、おもしろいかもしれないですね」と激闘を制した元パンクラス王者との対戦もありかもとほのめかした。
▶︎次ページは、【フォト】先代時津海親方と元パンクラス王者・三浦が1分間の激突!
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