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【ボクシング】サンチェスが豪快アッパーでダウン奪取、勢いづく無敗のアジャグバに勝利

2021/10/10（日）UP

サンチェスが王座防衛に成功した（@premierboxingより）

　10月9日（日本時間10日）米ラスベガス T-モバイル・アリーナのプロボクシング「フューリーvsワイルダー第3戦」。
　そのセミファイナルでWBC米大陸とNABO北米のヘビー級タイトルを持つフランク・サンチェス（29=キューバ/WBO同級5位）と、KOを重ね勢いに乗るエフェ・アジャグバ（27=ナイジェリア/WBC同級8位）のヘビー級、剛腕無敗対決はサンチェスが豪快なロングアッパーでダウンを奪い、判定で王座防衛に成功した。

【動画】サンチェスが豪快アッパーでダウンを奪う瞬間

　アジャグバは15戦(12KO）無敗でKO率80%の剛腕。前戦の4月は3Rに豪快な失神KO勝利を演じ、今回もKO勝利が期待された。対するサンチェスは18勝(13KO)0敗でKO率68.42%。

　序盤からアジャグバが圧力をかけて攻めるが、サンチェスはサークリングしながらクリーンヒットを許さず、かわしながら返していく一進一退の展開。手数、積極性でややアジャグバ優勢か。

　しかし7R、サンチェスの右ストレートがクリーンヒットし、ダメージでしゃがみ込んだアジャグバ、そこにサンチェスのアッパーが襲いアジャグバがダウン！

　以降、失速するアジャグバだったが、徐々に持ち直し攻めに行くも、サンチェスはうまくかわし当てさせない。サンチェスの巧さが光り10回判定でサンチェスが勝利した。

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