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【ONE】ヘビー級マッチはボディ打ち職人・オパチッチが3連続KO勝利を飾る

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2021/10/15(金)UP

強烈な顔面ヒザ蹴りを放つオパチッチ©️ONE

ONE Championship
『ONE: FIRST STRIKE』
1015日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム

▼キックボクシング ヘビー級
〇ラーデ・オパチッチ (セルビア)
TKO 2R1分19秒 ※右ヒザ
●パトリック・シミッド(スイス)

ボディ打ちのオパチッチ©️ONE

 今大会唯一のヘビー級マッチ。オパチッチはムエタイをベースとするファイターで、2mの長身から繰り出されるリーチの長いジャブと、三ヶ月蹴り、左ボディブローなどボディへの攻撃を得意とする。去年12月には旧K-1で活躍したエロール・ジマーマンをバックスピンキックでKOし、続く今年1月大会ではブルーノ・スサノにボディを効かせてTKOと2連続KO中。

 対するシミッドは“ビッグスイス”の異名が示す通りスイス出身のファイター。パンチからローに繋ぐオーソドックスなファイトスタイルで、豪打を武器にキックとMMAの両方で活躍するONEの人気選手、アライン・ンガラニ(香港)のトレーニングパートナーでもある。

 両者はもともと対戦予定だったが今年1月、4月と2度続けて流れており三度目の正直での実現となった。

左ミドルを放つオパチッチ©️ONE

 1R、互いにジャブから、シミッドは右のローを多用。オパチッチはガードを固めて前に出るとジャブから得意の左ボディ。これが効いてシミッドが下がるとオパチッチはさらに左ハイ、そしてぐらついたところにワンツー、パンチを連打する。
 オパチッチの勢いは止まらず左三ヶ月蹴りから左ボディ、詰めてさらにボディを当てるとシミッドはたまらずダウン。
 立つシミッドもオパチッチはまたも左ボディからアッパー、組んではヒザを顔面に当て、離れたところを左ハイで2度目のダウンを奪う。何とか立ったシミッドをケージへ詰めて滅多打ちのオパチッチ。止められてもおかしくないほど一方的な展開となるもラウンド終了のゴング。

 2R、長いジャブはオパチッチ、さらにワンツーを当てるとシミッドはローを返した後、後ろに転ぶようにダウン。
 立ったシミッドだがオパチッチは仕留めにかかる。左アッパー、さらにボディを当てるとシミッドは下がるしかない、何とか右フックを返すシミッドだが。
 オパチッチは左ハイを当てると、ぐらついたところへワンツーアッパー、そして最後は首相撲に捉え頭部へヒザを突き刺すと、シミッドが力なく崩れ落ちレフリーが試合をストップ。オパチッチが得意のボディを効かせ圧巻の3連続KO勝利を収めた。

▶︎次ページは【動画】オパチッチの強烈な顔面ヒザ蹴り!

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